2021年5月29日土曜日

美幸池チェック! 明日木曜日午後2時からお庭仕事します。

土曜日、美幸池、3センチほど水が見事に溜まっておりました。

メダカも事務局前で育成中。

美幸山の山裾に赤紫蘇移植。



大きく育ったら、巡る庭の赤い梅漬け、しそジュースを作りましょう。
ここのお水やり、よろしくお願いいたします。

マグノリアが大好きなゆかさんの写真でした〜

ゆかさんの庭仕事日記、25週間のお庭、まだ一年経っていないんですね。

今日も紫陽花やさんとビワ屋さんは新入荷。水曜日の紫陽花は大人気でなくなっていました。

梅ジュース仕込み、Gift from the Gardenは6/6日にいたします。公式告知は13日になっていますが、6日です。緊急事態宣言下なので、少人数でやります。

ここのところ、ビワやジュンベリーにかまけていて、すっかり空豆のことを忘れていました。豆板醤でも作りましょうか?

2021年5月27日木曜日

「庭からの贈りもの」梅ジュース編、6月6日になりそうです、梅の熟しが早くてー美幸池のこと

 今日の雨、かの美幸池を潤してくれるでしょうが、梅の実はどうでしょうか。

一番小さい梅は、遅くまで実をもたせるから、夏至までなんとか保つかもしれませんが、大ぶりの梅は落ちてくるかもしれませんね。今年はかなり大粒になったし。。。

ということで、13日に予定していた「庭からの贈りもの」を一週間前倒しにすることにしました。庭からの贈りものの中で、実ものとなると、こういうことがおこりますね。庭仕事にきている方で6日に参加できない場合は、別日に各自収穫してジュースを仕込めます。

二週間あれば、ちょうどジュースが出来上がるのでちょうどいいですね。

日に日に色づき開く紫陽花、ほころびゆく姿。
昨日の庭仕事では、あまりみんなの目につかないところの紫陽花を剪定して、ご自由にお持ち帰りコーナーにおきました。白ビワもたっぷりと。


ジュンベリーを五月についばむ人と鳩(鳩以外にもたくさんの鳥が来ます)

この季節はこんな色が似合う

さて、昨日のメイン作業は池作り(の予定でなかったのですが、体を動かさないと困る!というladyがいたので、できちゃった!)


楽しそうに力仕事をする美幸さん

嬉しそうに美幸さんの土掘りを眺める石田

もともとあった池の跡の発掘をしたのです。IIDでお庭仕事をするようになった時から、できれば池を復活させたいと思っていたのですが、一緒にやってくれる人がいなかったのと、賛同者もいなかったので、そのままになっていました。でも去年から自然農の講座もするようになったので、やっぱり多様性のためにはある程度の水場(暗渠でなく)が必要です。(溜まっていた土は畑に使います。ミミズと微生物たっぷりの団粒構造土よ。)

そして時が熟したのか、美幸監督の登場!

うーん、生物生き方多様性の引き寄せなのか。数日はかかるだろうと予想していた池掘り作業が、数時間も経たないうちにできてしまいました。すごい人だな、こういう人でないとああいうドキュメンタリーは制作できないのでしょう。(ぼくが性別ゼロに戻るとき、見ていない方はぜひご覧ください)。現実を掘り起こすわけですから。

そして今日の雨。まるで祝福のよう。

蚊が増えないようにメダカにはきてもらいたいですね。どなたかメダカが増えている方、里子に出しませんか? メダカの赤ちゃんが秦野からやってきました!

photo by saeko

来週の公開庭仕事は水曜日ではなく、木曜か金曜になります。

追伸:美幸監督はあと三つくらい池掘れるとのこと。。。

2021年5月25日火曜日

夏至の会、黄熟梅・薬草コーディアルとハーブスワッグ

太陽がぐんぐん高くなって、昼間はひさしから日の光が斜めに入ってこないですね。

あとひと月を切った夏至イヴの 6/20日に、梅狩り、薬草狩りをいたします。

今年は梅雨も長引いたり、天候不順の予報があって、いつも以上に梅のお世話になりそうです。そうそう、初春の花びらを入れてハンガリーウォーターも助けてくれそう。滅入ったら、お肌にちょっといただいてみるのもいいかも。

コーディアルにしなくても、梅干し用の梅漬けを仕込んでいただいても構いません。どんな梅がどのくらい採れるかにもよりますね。

落ちていたら、加熱して、ジャムのようにしたり。

薬草たちも、梅雨の晴れ間に干せるかも。

どんな天候でも、自然に尋ねて、できるだけのことをする。天然自然に聞けば、必ず教えてくれるから。

夏至の前の日を、ありのままに受け取りたい。

詳細はこちらから→   


写真は、さえこさん、ワカさんより

初夏のハーブスワッグ、夏至の顔ぶれはいかに?

お知らせ:

夏至の会に先立つ6/12日に葉の園さんでオンライ梅講座「暦のまなびvol.5 梅にまつわるお話と梅が香とアチャールづくり」をいたします→

ただいまレシピ動画の準備中で、昨夜梅が香を一年ぶりに作りましたが、美味しいわ。
これは奈良での実習写真、インド帰りだったので、プージャの赤いブレスレットをしている。

2021年5月20日木曜日

6/5日土曜日は棉の旅

前回の棉の会で蒔いたタネから芽が出ていますが、低温が続いてあまり大きくはなっていません。6/5日にグラウンド脇に定植できるかどうかというところ。

私たちのコットンは、ペルー棉。このタネの故郷、南アメリカの地は、プレインカに遡る時代にはすでに棉の栽培がされていたといわれます。そんなコットンをいただいて、つないできました。まるでぶきっちょに糸を紡ぐように。。。

6・5日土曜日の「棉から綿へ、そして糸へ」は、初参加の方も受け付けます。オーガニックコットンのガイダンスを見城佐知子さんがいたします。

2回目の方は、紡いだ糸をちょっと形にしてみましょう。これまでご参加の方もぜひ気軽にお立ち寄りください。コットンカフェという感じで。

棉の旅はまだまだ続きます! 

夏至のキャンドルナイトのための、オイルランプの芯にします。

種まきしなかった棉の種でオイルが絞れたら正真正銘自給の灯になりますね。


次回の庭仕事は26日水曜日午後2時くらいから。

6/20日の夏至の会の告知も始まりました→ 夏至イブです。

2021年5月16日日曜日

庭からの贈りもの Gift from the Garden 予定より一週間前倒しの6・6日に

 


前回の母の日の会は中止となりましたが、父の日に向けて行えることになりました。

「庭からの贈りもの Gift from the Garden」こちら日程変更になります。梅の熟し度が早まっているので。

仕込んだ梅ジュースで一週間後に乾杯! お酒を入れたい方はそれぞれに〜

このgift from the gardenはシリーズ企画です。次回は敬老の日に。

この会は、世間の記念日に合わせていますが、別にその名目にこだわるだけでなく、お世話になった、育ててもらった方へ贈るという意味です。人だけでなく、まさに育んでもらっている自然などへ。

タイトルは、「海からの贈りもの Gift from the Sea」が念頭にありました。これは、私が折に触れて読み返す愛読書。

海から受け取ったものを海に返す。と前書きにあって、私たちは「庭から受け取ったものを庭に返す」。庭とは人と自然が関わるところの一つの象徴。

I return my gift from the sea.  by Ann M Lindbergh

次回の庭仕事は水曜日の2時ごろから。梅雨入りするのかな??

翌日木曜は表参道でパーマカルチャーランチなり。あたしは、屁糞葛を使います!


2021年5月14日金曜日

道野原、第二期工事開始〜 白ビワが早い、そして初ニンニク

開ききったバラの花首だけ摘んで。お部屋に一つおいておくだけで香ります。


涼しい日、山際監督と、サフランのご縁のゆかさんを中心に、白薔薇の花びら散るもと、道野原第二期工事がはじまりました。

その後、桑の大根をみんなが、まさにど「根性」で 、掘り上げて。

人の力だけでこんなにできるって。

まあ、鉄器は使っているから(スコップ、鍬)、鉄を作るためには、たくさんの燃料がいるから、人力だけとはいえないけれど、みんな、すごい。

縄文時代の人なんて、どうやって開墾していったのだろうかと驚く。

お疲れ様のご褒美は白バラの花やら白ビワやらふきでした。フキは縄文人も食べていたかもね。

枝付きを入居者さんたちへ


そうそう、ニンニクも!



去年自然農で植えたものの試し掘り。ミドリノの皆さんが畑のお手入れもしてくれていたので、ちょっとずついただきましたが、その香りの高さ、鋭さにまたまた驚きました。こりゃあ悪魔も退散するわ。

ピラミッドを作った人たちはニンニクで精力をつけたといわれています。

肉体労働の後にはぴったりでした。

(三木家の食卓:いただいたにんにくのかけらは、お庭からいただいたパセリとパン粉をフードプロセッサーにかけて、香草パン粉を作り、胸肉につけて焼きました。)



写真はさえこさん、三木さん

ブラッククミンといわれていたけど、普通のニゲラとは違うのかしら??



2021年5月12日水曜日

4月のお庭 巡る庭は美しい村ラララ〜🎶

ジュリアーノ中西さんがブログでこんな風に私たちのことを紹介してくれました。

4/7日の記事です。

都会の「美しい村」に、巡る庭が認定されました(?)

ルッコラがまだ小さい。もうすっかり花が咲いて大きくなったと思っていたのに。

カラスノエンドウは今では烏色になりました。
カミキリムシは今度はどこで暮らすのか。

その日の庭仕事メンバーとジュリアーノさん


5月中旬〜下旬に予定していた青梅の会は東京都の緊急事態処置を受け、行えなくなりましたが、
6月の中旬までに、
Gift from the Gardenで、少人数での梅ジュース作りを予定しています。
そして、
6月20日の夏至イブには、午後から夏至の会をします。詳細はしばしお待ちください。

次の庭仕事は15日土曜日の午後2時からです。

2021年5月10日月曜日

巡る庭の草木染め: 桜の春からヨモギの初夏に、そして夏の椿灰

3月に蕾だった桜の剪定枝で染めた毛糸(澤田佳代子さん手紡ぎウール)を、今回は媒染剤のスタディのために持ってきてもらって、浸しました。

椿灰の上澄みです。毎年里山weedhoseで夏にちょっとずつ作り(燃やし)ためている灰。やっぱり椿の灰は他の木の灰とは違いますね。経験によって、自然を見つめて、知っていった知恵と技術。もう何度でも脱帽(脱ぐ帽子が足りな〜い)。

佳代子さんが、乾燥した状態の無媒染と媒染の違いを送ってくれました。

ヨモギは銅媒染。いずれも右が媒染したもの。


媒染剤はほとんどが金属イオンなので、金属の力を感じますね。金属は、植物がこの世にやってくる前から地球上というか宇宙に存在したものですね。

どんな織り絵になるのかしら。

今回のヨモギ染めで面白かったのは、銅媒染液のあまりの毒々しさゆえか、最初は皆さん頑なに「無媒染」といってたのに、媒染の見本がやってきたら、一気に「改宗」してしまったということ。(時間の関係上なかなか色が入っていかなったのです。)

でも、お二人だけは、じっくりゆっくり染め液に浸していて、だんだんだんだん、色がついていったのでした。

待つこと。

これも私たちが不得意になってしまった魔法なのだと、改めて感じました。

冷えていく時に、煮物に味が染みるように、色が染みていくのです。

お家でされる時には、色むらにだけ気をつけて、翌日までほおっておけます。

時間の魔法は、ゆっくりじっくりですね。

ヨモギ染めの様子は、アンナちゃんインスタでどうぞ。

次回の巡る庭の草木染めは、梅雨時に皮がはぎやすいビワで染めようかと思っていますが、緊急事態宣言があって告知ができません。ちょっと待っていてくださいね。

2021年5月9日日曜日

バラの香り

 晩春から初夏はバラのリレー。

モッコウバラの蒸留水を作った時には、咲き始めだったノイバラはもう終わりに近づき、ティーローズは脇の蕾も満開になり、香りの花びらを散らしています。

バラの香りは幸福な気持ちにさせてくれるので、抗鬱剤などがない時には、重要な薬草でもあったのでしょう。バラを巡る歴史には、人の喜怒哀楽と欲望までも絡んでいます。バラの季節にだけ、生の香りを楽しめばいい、とも思うのですが、それを閉じ込めて別の時期にもいただきたいと願って、乾燥、精油や蒸留水が工夫されてきたようです。

バラといっても、いろんな香りがありますね。

4月のボタニカルヒーリングのモッコウバラの会の風景を、ゆかさんの撮影で。

モッコウバラはパウダリーな感触のある香り。




片付けた後の、部屋に香りが染み込んでいて、事務局の方が「部屋の付加価値がつきますね」と。


昨日は、このモッコウバラの蒸留水を広子さんのケーキにかけていただきました。

2021年5月7日金曜日

去年の赤しその芽がたくさん

今年は、ここの赤しそで梅漬けもできるかも!

自然農の畑地にこんなに出ています。もう少ししたら植え替えもしましょう。つまんで食べるとこんなにちっちゃいのに一人前の赤紫蘇です。

畑のルコラで倒れたところは、エントランスで入居者さんへ。



果樹と相性のいいコンフリー。花はいまが盛り。

photo by saeko

次のお庭仕事は、水曜日の午後からの予定です。(緊急事態期間中は一般来館休止です、鳥がたくさん来ています)








2021年5月3日月曜日

ティーローズの花びら



モッコウバラが終わり、ティーローズの白とピンクの花の季節。

そのままお風呂に浮かべたり、蒸留したり、ハンガリーウォーターに入れます。

開ききった花なら、お手入れとしてふんだんにいただけます。ユカさんがこんなにも素敵にしてくれました。

ユカさんのインスタ→

アーユルヴェーダのサロンをされています。

よく、コロナでどういう風に生活を変えて行くのか、って言われますが、自己管理、というのが一つのキーワードではないでしょうか。これは管理社会に対する防衛でもあるのですが、自分で自分の心身の状態を見つめること。

例えば、リモートワークになれば、ちょっと具合が悪ければ、職場にいるよりも、休養が取りやすいはず。運動不足になるという声も聞くけど、マイペースをつかんで、つくっていけるはず。かすかな兆しをキャッチして、体の様子を知るのは、おもしろいことでもあります。

今は、高熱を出すのもはばかれる。時々、風邪で寝込んで、意識朦朧とした風邪状態から回復したときの、生まれ変わった感じが、懐かしいなあ、とぼやいてもいますが、いまは別のことで、小さくちょこちょこ自己更新するほかない。それが積もり積もって成長できたら、と願います。

前は高熱を出すとがん細胞が消えるとかともいわれていたけど、どうなんでしょう。

ともあれ、皆様、ちょっとくらい平気と思わず、兆しをみて、養生されますように。そしてまたお庭で笑顔で会いましょう!