2015年10月29日木曜日

週末の庭仕事

週末は日曜日。
11月1日の1時くらいから。1時11分くらい? にはじめてます。
落ち葉探しだけにくる方もウエルカム。

豆の種を蒔きます。
春のグリーンピースがもうはじまる。

もしかしたら土曜日の11時すぎにも庭仕事をするかもしれません。
土曜にご都合がつく方はご連絡ください。
lamuda@ya2.so-net.ne,jp

2015年10月24日土曜日

かりんなど

二晩で水があがってきました。
トゥルシーと一緒浸けしたせいか、今朝の味見ですでに香り。
即座漬け、成功のもよう。

花梨がひとつおっこちていて、その日はわたしがお持ち帰り。
この花梨、ピンクの花が咲いて実もなるんだけど、果実に虫が入るのです。
それで去年からは、落ちた実は、持ち帰るか、ゴミとして燃やすかにして、堆肥にはしませんでした。というのも、堆肥にすると虫が卵を産んで育って増えていくから。とくにこの花梨の根元におくと、ずっとこの虫たちの天国です。
居心地のいいところを見つけた虫ですが、少し減っていただかないと、花梨を楽しめないので、泣く泣くゴミ箱へ。

無農薬で果実を育てるということは、自分で虫をどうにかしなくてはいけないのです。

さて
花梨に虫が入ると、蜜が出るまで机の上などに転がしておいた実の中で虫がぬくぬくと暮らして、さて花梨蜂蜜でもつけようと、実を割ると、虫の糞だらけ。加工がたいへんになってしまいます。
やったことのある方はおわかりと思う。
虫の入っていない花梨がどんなにらくちんか。

そこで今年は、拾ったら、即座にその日のうちに蜂蜜につけることを決意!
追熟を待たずにやるべし。

この場所での花梨とのつきあい方が、ちょっとわかってきた2015年の秋。



ということで、花梨の実を拾った方は、お早めにお酒や蜂蜜につけてくださいね。

冬至の会では、花梨をママレードにいれます。

※虫というのは、芋虫系で、メイガ(瞑蛾)の仲間でしょう。柿の芯くい虫もこの仲間です。瞑想する蛾? なんででしょう。もぐるからかしら。

来週末もお庭仕事する予定です。
秋のバラが待ってますよ。

2015年10月21日水曜日

白バラの花びらのおかゆ

今朝、薄暗い時間に起きたら、テーブルの上にバラの花びらが散らばっていて、あんまりにきれいなのでみとれて、そのままにしておきました。
土曜日の菊の節供のときに薬束にいれた白バラです。
中国の菊に対して、イギリスというか西洋ではバラがその役目も持っているなあと、秋のバラを入れたのでした。

一仕事して、お腹がすいたので、ひとりで朝ご飯。
押し麦とドライフルーツのミルク粥に、その花びらをぱらり。


思いがけないごちそうで、白い秋。
なんだか春よりも苦みが少ないように感じましたが、どうなのかしら。

菊の着せ綿の露ならぬ、バラの香りをいただいたのでした。

週末の庭仕事 土曜日


10月24日土曜日の2時くらいから庭仕事をしています。
暗くなるまでやる予定です。
秋の庭めぐり、ご一緒しましょう。
バラもサザンカもきれいですよ。

冬の気配がそこらに。
写真はともみさん撮影の、ヤツデのつぼみ。
冷たい空気の中に、ぱっと開くんですよね、白い花が。

リースの土台も少しつくり始めるかもしれません。

2015年10月17日土曜日

菊の会

 今日は神嘗祭とのことでした。
旧暦では9月5日、あと4日でほんとの重陽の節供です。
月は半月を過ぎたころですね。

しめやかにこまやかに、巡る庭の菊の会。
今回は少人数だったので、わたしもじっくり花野をめぐりました。
楽しいですねえ。
これは、すっごく楽しいことだと再認識。
ぜひぜひ、都会のみんなにもっともっとやってもらいたいです。
そのために、この場所を維持して使わせてもらっているんだ、塚田と石田の役割なんだと、しみじみ感じました。
これからも、自然な草が生い茂りつつ、都会のミドリの美しさを感じられる場所を目指していきます。
どうぞご活用ください。そしていっしょに育てていきましょう。


神人供食



八つ手をつかってブーケにしていきました。
香る秋の薬束

次回の巡る庭の会は、十日夜(とおかんや)。
十五夜、十三夜ときて、十日の月を見送ります。
見送る、ということばは、これで山に神様がお帰りになるからです。
神様ってなんでしょうね。
日程の関係で、実際には十三夜の月の日です。
ますます月が明らかになっていく秋の深まり。
また花野巡りをしましょう。

11月23日(月・祝) 13:30からスタジオにて。
月に捧げる巡り花とコンニャク作り、を予定しています。

庭のコンニャク、今年は大豊作です!! スダジイの下に植えたことと、雨が多かったことが幸いしました。

それにして、月とコンニャクの関係はいかに??

++++
今年はあと12月19日の冬至の会で終わりです。
冬至の会につくる恒例のリースのために、これからのお庭仕事ではリースの土台もつくっていきます。ぜひ土台づくりからご一緒しましょう。





2015年10月15日木曜日

足元からの生態学 大詰めの一日がすぎて

野生のエゾジカを藍で染めて、ブーツに。

猪脂を塗り込んでます。

菊の節供の会、まだお席が充分にあります。ご参加お待ちしています。
菊のききめを感じましょう。

2015年10月1日木曜日

旧暦で祝う重陽の節供〜菊のちから〜



旧暦で祝う重陽の節供〜菊のちから〜

の会の詳細が決まりました。

10/17日土曜日 13:30〜16:30
世田谷ものづくり学校2階スタジオ

会費 3800円(材料費込み)
持ち物:
花ばさみ、マイカップ、マイスプーン、布巾、花束持ち帰り用の袋等

案内役:塚田有一 石田紀佳

お申し込みは hikarionsitu@yahoo.co.jp 塚田まで



++++
旧暦では10月21日が重陽の節供(九月九日)にあたります。
二十四節気では「霜降」。もう冬の気配が濃くなってくる季節ですね。

 今回も菊の秘密を紐解きながら、ものづくり学校の花や草を摘んで、それぞれの秋の薬束を束ねましょう。薬束とは端午の節供や、重陽の節供に作ったとされる「薬玉」をもじってつけた名です。時には野に出て花を摘んでみてはいかがでしょうか。季節のうつろいと、息吹を感じることができます。

 花菓子は、カボチャ餡でそぼろをつくって菊の花をかたちづくります。
家庭にある道具でできる和菓子は、小さな子からお年寄りまで、いただけるものです。
すぐに食べる生菓子は砂糖をほとんどいれませんが、充分に甘いのです。
少しスパイスをきかせて、菊の花のシロップ漬けをチョコン。
菊の効用についてお話しつつ、その姿を愛でましょう。