2013年5月30日木曜日

カナヘビのポーズ



この姿勢、どっかで見たわ、と思ったら、
ヨガのベイビーコブラでしたが、
真上からみると足が違いました。
トカゲのポーズというのもあったような。。。

バッタのポーズもあるのでしょうか。(下の画像の左上にバッタ、緊張感ただようおふたり)













ヨガは動物の名前がついているのがおもしろいですね。

これからの季節、晴れれば土日は島田麻衣さんか新井くるみさんのヨガクラスの前の早朝庭仕事となります。
火曜は夕方。
みなさまぜひ、ご参加ください。
ヨガとニワ、あわせるといいですよ!
初回はヨガ体験無料です。
ニワはいつでも無料なり、しかも自力次第で収穫つき。

2013年5月28日火曜日

麦秋


竹の秋、麦の秋。
みのりはわたしたちにとって秋の風情。

あの人のみのりをおもって
深まる思いも秋のよう。

あかあかとあき
かがやくこがねの季節なら、春夏秋冬、
いつでもあき

風の音にぞおどろかされぬる……

でも
こんなに長い昼間
短い夜にものおもい
沈みきれずにもう朝が来る。

竹の葉は散り、
麦は乾く

びわはあまくあまくぬれそぼる。

すべてのときのかわりめが、この梅雨の前の現象

+++

みなさま、ふれはばの多いこのころ、
ふれることに素直にのりましょう。

今日の画像は島田麻衣さん。大麦の穂と日本一おいしい白ビワよ。

今日の庭仕事

明日雨のようなので乾いているうちに大麦の刈り取りをします。
自家製麦茶、あまし、うまし。

麻衣さんが「麦茶にしたーい」といってくれたおかげで、脱穀せずに味わえる。
去年の秋のタカキビも皮ごと焙煎してみましょうか?

5時ごろに。
先に着いた方は、根元からかりとりはじめていてください。

2013年5月26日日曜日

いい塩梅に 青梅エキス(今週の庭仕事の予定日付訂正、すみません)


大きな梅の木(撮影は三木千夏さん)、豊作です
梅日和(撮影は第三子がお腹にいる奈月さん)身軽な子たち

水をはじいてできた膜が不思議な感じ、これも千夏さんの写真
木登りをして青梅の収穫。
洗って、きざんで、おろして、ミキサーをして
濾して、火にかけて。
さんざん青梅を感じつつ。

なかなか煮詰まらないねえ、といっていたら、
歌をきいているうちに、
とろりといいあんばいに。
※梅肉エキスは寝かせば寝かすほど、上質になります。毎年つくって10年エキスを残しましょう!
まだまだ青い梅、今週末がもっともとりごろかも。
梅の都合で梅仕事ができれば一番いいけど、
人間にはいろいろ都合がありますね。

今週の庭仕事の予定。
5/28日は夕方5時半ごろから7時ごろまで、
水やりと、オクラなどの植え替えをします。
6/1日はできれば朝の7:30ごろから8時半過ぎまで、お水やりを中心に。





三木千夏さんが仕事の最後に美しい声で梅の歌を

2013年5月23日木曜日

ドクダミ、おとりごろですよ

つぼみのときはまだとるにしのびないし、
お花が咲いたら咲いたで、なおとりずらいかもしれませんが、今がとりどき。
乾かして刻んだときに、
クリーム色の花びら(花びらではないのですが)がちらちらみえて、
ガラス瓶などにいれるととてもきれいです。

そのことに気づいたその昔、せっせとつくって、
お世話になったサンフランシスコのベジタリアンのコミューンにもっていってもらったのです。
ちょうどお友達がそっちにいくっていうので。
そしたらとてもきれいだと、長老のおじいさんが目をほそめて喜んで、
蓋をあけて香りをかいだら、ちょっとびっくりしたそうです。

わたしはその様子を、あのお庭であの口ひげをたたえた彼が、
とありありと思い浮かべました。
たった2ヶ月くらいだったけど、街中のガゼボのあるお庭で過ごしたことはありがたい体験でした。

ドクダミにはいろいろな思い出があって、このお話はそのひとつ。

土曜日、石田はおりませんが、島田麻衣さんのヨガに出られた方は、ぜひドクダミをもっていってくださいね。
水まきにいってくださる方もぜひ!
乾かさないでつくるドクダミコーディアルも、おすすめです。
レモンバームやタイムとあわせてみてください。
乾かして化粧水にする人もいますね。

ドクダミはヨーロッパにもアメリカにもないんですよ。
あったかいアジアの植物です。

裏の日陰のほうにいいのがありますし、そこをかりとると風通しがよくなるので、藍たちにもゆくゆくよさそうです。
フキと笹の間のものもね。

よく知っている人は今とってます。
代々木上原の石田宅にて。



2013年5月22日水曜日

5/26日の庭仕事

今週末は5/26日の「青梅仕事」ワークショップ前後に庭仕事。

(こちら「青梅仕事」は定員になりましたので申し込み終わりにしますね。)
「端午の節供 五月雨の植物を活ける、漬ける」
6/9日(日)午後1:30から17:00
はお申し込み受付中です

26日は14時くらいから、日陰をさがして少し庭をととのえて、
ワークショップのあとに水やりをしつつ、タイムやオレガノをつみましょう。
いまレモンタイムは花盛り。
オレガノはつぼみです。

事務局がJ-waveからいただいた種で育てているゴーヤのあたりにサトウキビを仲間にいれさせてもらいました。
夏にはリトルリューキューコーナーになりますように。

(今日の画像は島田麻衣さん、火曜夜のヨガクラスの前に撮ってくれました)


サトウキビ、水につけて発根したものを植木鉢に


長芋。食のルーツをほる?
ひるがおはサツマイモの親戚


2013年5月21日火曜日

水やり

本日5/21日
夕方5時半ごろから水まきしています。
たくさん雨がふったけど、暑くなるので明日の分まで。

七十二節気では
蚕起きて 桑を食む の暦

蚕がいくら食べてもへっちゃらなくらい桑の葉は育っています。
この虫たちと桑と人間の関係もたいへんに示唆的ですね。


2013年5月19日日曜日

梅雨入り前の青梅仕事 と 五月雨あそび

昨日、一週間ぶりのIIDの裏庭では梅がふたまわりほど大きくなっていました。
庭仕事の予定は、植物の生育具合と、気温や日当りできまっていくので、
なかなか机上のスケジュール通りにはいかない。
でもそこがおもしろい。
(暑いときは日陰での作業をしたりもね、人間のためになんだけど、その日陰を求めている生き物たちとばったりあう)
よくよく植物や虫たちを見て、その育ち具合と健やかさ具合が、
わたしたちに教えてくれることは多い。
わたしたちの体調と彼らの体調。
すべて自分の鏡でもあるわけで、先週は気づかなかったことに今日は気づいたりする。

だから、小さな緑地があれば魔法の鏡を手にいれたと同じなんだなあ、
と昨日はひとりごとをつぶやきました。
マルベリーの木陰でくつろぎながら。
マルベリーというとなんだかおしゃれですけども、桑のことです。
(ちなみに桑の葉を食べて糸になったものはマルベリーシルク)

このところべリー類が大にぎわいで、
ワイルドストロベリー、ジューンべリーそして桑の実たちが庭仕事のノドをうるおわせてくれる。
鳥たちもたくさんくる。虫もね。
だからわたしたちもとりつくさず、彼らといっしょにいただきます。
きれいごとかもしれないけれど、このきれいごとを素直にみつめていきたいのです。

なぜかというと喜びだから。

生態の多様性とか循環とか、
知らないうちに覚えてしまった単語があっても、
ほんとうには何もわかっていない。
わからなくてもいいのだろうけど、わかった気になるのが苦しい。

もろもろのかかわりを、ていねいに感じていくことを重ねる庭があってよかった。
とくに都会での緑地では、切実に感じることが多いのです。
わたしたちの快適さについて、喜びについて、深めていける場所ですね。


下記、ご案内IIDのWEBに詳細記載されました。

青梅仕事

五月雨の植物を活ける、漬ける(黄梅仕事

2013年5月15日水曜日

青梅で梅肉エキスをつくる 更新しました


「梅肉エキスづくり と 青梅仕事」

5/26日 午後3時から6時半くらいまで


場所 世田谷ものづくり学校一階ミーティングルーム
会費 2000円


持ち物 梅肉エキス用50ccビン、収穫物用袋、ふきん
 ※お持ちの方はセラミック製おろしとへたとりピック、ステンレス包丁

申し込み 石田紀佳 lamuda@ya2.so-net.ne.jp

定員 10名

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梅の実が思ったよりも生育が進んでいるので、青梅仕事を先にすることにしました。
代々木上原の梅、ツマグロヨコバイと
梅肉エキスを皆でつくり、ほかに収穫した青梅を500g程度を持ち帰っていただきます。
白梅にするか、ジュースか梅酒にするかは各自で。

去年の梅仕事

news!
特別ゲスト三木千夏さん
去年の春、アプローチの花壇のはじまりの庭仕事をいっしょにしてくれました。
今回は新曲「いい塩梅」を歌ってくださいます。
梅仕事の最後は、千夏さんの透き通る声でしめくくります。いい塩梅になりますように。

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「端午の節供 五月雨の植物を活ける、漬ける」
6/9日(日)午後1:30から17:00




場所 世田谷ものづくり学校 2階スタジオ
会費 3500円

持ち物 花きり鋏 花持ち帰り袋 塩90g 梅干用1.5L容器、収穫物用袋2枚以上、ふきん ※お持ちの方はへたとりピック

申し込み 塚田有一 hikarionsitu@yahoo.co.jp
定員 15名


ガラスの器に梅雨にむかう花をいけて、黄熟梅での梅仕事となります。
ビワの実も収穫できるかもしれません。
ガラスの器にいけて、つけて。五月雨の風物を楽しみましょう。

詳細は追って、IIDのHPでもお知らせします。
簡単なご案内で失礼します。









2013年5月13日月曜日

ティーローズの香り

長年のもくろみがかなった日。
ついにIIDのバラからローズウォーターをとりました。
昨夜の雨露にぬれた白と薄紅のバラたち、
蒸し暑くなりそうなので、午前中に花びらをとって、日陰におくことにしました。

みんなで眺めて楽しむバラなので、
開ききって花びらが落ちそうなものを集めます。
これでも十分香るのですから、なんども、そして多くの人と楽しめていいですね。

先日羊毛雑誌スピナッツにバラの記事を書いて、そのときに調べていたら
モダンローズ系とオールドローズ系の香りには、成分として決定的な違いがある、
と知り多いに納得しました。

ブルガリアンローズはオールドローズですね。

ここのバラはティーローズの流れをくむ半つる性のモダンローズです。

中国から入ってきたバラにティーと名付けた人。香りから名付けたんですね。
上等な茶の香りというか、フローラルな茶の香りです。
(お茶を干していても、この香りがあるのですよ、いわゆる抹茶とか煎茶の香りではない、花の香りが)






銅の蒸留器で

お水をあげたくなったのね。

藍の苗の移植もしました。去年の雑穀畑のあとにつるなし豌豆と空豆が育っている間に。

photo: natsuki matsukawa

++++
次回の庭仕事は5/18日土曜日11時ごろから
長イモの支柱たてはかならずやるべし。

水曜から金曜まで水やりに行ける人はお願いします。
植えかえたばかりの藍に必要です。


2013年5月10日金曜日

Mr.&Mrs.HIRATA

いったいどちらがオスなのかメスなのかわからず、
これまではなんとなくオスのイメージが強かったヒラタさん。
ヒラタさんとは、昔の飛行機野郎みたいにゴーグルの似合う
かっこいいヒラタアブのことですが、
今日はそのヒラタさんのお子たちが、自由が丘のビルの屋上の花壇にお出まし!
塚田有一が造園デザインをしたお菓子のクオカスタジオのお庭です。

アブラムシがでてきたのだけど、
てんとう虫がいないし、困ったものだ、どうしよう、と
ともかく風通しをよくしようと、葉をとりのぞいていたら、
ポリジの葉の裏にヒラタアブの幼虫が、もぞもぞ。

アブラムシを食されます。
共生均衡になりますように。

ヒラタさんが飛んでいるのはこれまで見ていなかったのですが、今日は飛んでいました。
いったいいつのまに、そんなことを?

さすが飛行機野郎、三階の屋上なんてへっちゃらでやってくるのですね。

IIDにもヒラタさんはよくいます。
あたりまえだけど、メスもいるってこと。
女だてらに飛行機野郎、しかも母。
すばらしいです。

こちらはどっちかしら? ヒラタさんwithハルジさん



ヒラタアブの幼虫はいわゆるウジ虫の姿です。慣れればかわいいですけど、慣れないと、気持ち悪がる人もいます。ミドリノのみなさん、チェックお願いします。
ヨーチューイ!

2013年5月9日木曜日

てんとう虫

みんなはおぼえているかしら、去年、IIDの梅の木にびっしりついてたてんとう虫の幼虫。
毛だらけで、いかにも悪そうな様相
(画像がみあたらないので、リンクをはらせていただきました)

カイガラムシを彼らは食べるのです。
成虫はこんなお方。アカホシテントウムシ。越冬中の画像です。

アブラムシを食べるのはおなじみナナホシテントウムシ。
IIDではときおりお見かけしますね。

でも石田の代々木上原の自宅の庭ではナナホシテントウムシはなかなか見かけない。
以前はいたのに、ここ2年くらいはとんどみかけない。
IIDよりもうんと狭いし、まわりにあったお庭もどんどん減ってきている。
アカホシテントウは去年はいました。今年はどうでしょうか?


2013年5月6日月曜日

ある陽の柔らかい午後に機を織る人ための即興曲


松井敬治さんから音源のシェアをいただきました。

『そして機の音と』

あの日に
機と、布と、花と、重なりあった音。
機の音、鳴っていますね。花の香もただよってますね。

音色。

オト ノ イロ
ハナ ノ イロ

2013年5月5日日曜日

バラでしめくくる庭仕事の一日

麦秋ちかい日
問答無用でグリーンピースをひっこぬけば
次の季節の幕がおろされる

来年はここでとれたグリーンピースが、わたしたちの心と体をつくってくれる
そのときわたしたちは、どんなわたしたち?


グリーンピースの一生

大麦ストローで飲むハーブウォーターのおいしいこと!!


スイートバジル、ホーリーバジル、
スイスチャード、エゴマ、
千成りひょうたんに、ヘチマ、
オクラの種まきと
そのための整地

ジャーマンアイリスを事務局前の水場のあたりに移植して
ここでも整地

整地ってなんだろう

何のために整えるのか

ほんとうに、地を整えているのか、わたしたち。
たぶん自分を整えている、それを植物たちが助けてくれる
わたしたち、なにを彼らに返せるのかしら


ともあれ
男勝りのお仕事のしめくくりに
野良娘たちはバラの花をいただきます。
こぼれそうな花びらの白バラ、ピンクバラを、摘めば
蕾ばかりの、初々しい姿。

バラのお風呂で体を休めて、
種が芽吹く日にむかって
どうぞみんな、何があっても、
けっきょくはほがらかに

生きていてください。


花首だけのものはお風呂用に、茎が長いのは生けるのに




エントランスはお花屋さんに


次回の庭仕事は
5/7日火曜の夕方5時半ごろ〜6時半くらい(水まき)と
5/12日日曜11時ごろから4時か5時くらいまで
(雨天のとき、バラ水づくりをします、小さな容器持参ください)

今日の写真は西村いずみさ
有田昌史さんとピンクローズ





2013年5月2日木曜日

端午の節供 菖蒲の香りと梅仕事

もうすぐ新暦の5/5日です。
学校園では旧暦の端午の節供の会を予定しています。
梅仕事といっしょにします。

6/9日(日)午後1:30から。
(年初に6/8日土曜としましたが、開催場所の関係で翌日になりました)

内容は追っておしらせします。
梅仕事はリクエストもお聞きしようかと思っていますが、生育ぐあいにもよりますね。
どうしよかというより、どうなるか?

去年は
端午の節供が旧暦だと6月下旬でしたので、青梅仕事と別にしました。
去年のアーカイブ
菖蒲など→
青梅→