2016年8月31日水曜日

アオイの仲間はネバネバと ----次回の庭仕事は日曜四時から

どこの草むら? という感じですが、 IIDの裏庭。
コーンを収穫中のさとみさん















レモンバームの葉を食すオンブバッタ



ワタの陽当たりをよくして、自転車置き場の芙蓉を刈って、
昨日はアオイの仲間の植物と遊んだ雨上がり。

同じアオイ科のムクゲの葉を洗い物につかっていたというのを、どこかで聞いていたので、フヨウの葉もつかえないかなと試してみることに。
これが使えたら、ふんだんにあるフヨウのもっとスポットがあたります。
切ることにかわりないとはいえ、剪定のための剪定ばかりをするのは気がとがめますので。

葉を集める予定が、花があんまりにきれいで触ってみると、葉よりもねっとり。
サポニンとは関係なさそうですけど、触っているうちに、西表島で聞いた話を思い出しました。
ハイビスカス(当地ではアカバナー)で髪を洗っていたとおばあがいっていた!
花か葉か忘れてしまったけど、花びらは葉が進化したものなので、花をつかってみました。

それを伊奈さんに話していたら、これハイビスカスティーにならないの? といわれ、
夕方つんだ蕾、このまま干したところが。。。
そうだそうだエジプトのカルカデみたいに干してみようと、かわいい蕾を収穫したのです。

蕾は干して。
開いた花びらは洗って、濾して洗髪に。
気持ちよかったです。きしまないですね。

ところが、やっているうちに思い出したのが、紙漉のネリ。
これまたアオイ科のトロロアオイの根を使うのですよね。
根をたたいて一晩は水につけておく。
で、一晩水につけておくバージョンもしてみました。

オクラもそうだわ、ねばねば族なんですね、アオイの仲間は。
花びらをもみながら水に浸す


こんなにとろり



花が実になりかかっているところも一晩つけたら、オクラのねばりみたいに。
しかし連続して頭はあらえないから。。。

干していた蕾、目覚めて一番に会いにいったら、




なんてすてきなサプライズ。

このままteaにしてみました。桜ジャムなどをつくるのと同じ要領で発色。
庭の酢橘をひとしぼりしたら〜
フヨウの花じたいにはカルカデのような酸味はないのですね。

次回の庭仕事は9/4日日曜の四時から行います。

2016年8月29日月曜日

台風後の庭仕事

一日花のワタの花。これはペルー棉のはずですが、何色のワタがとれるでしょうか。
撮影はさえこさん



明日火曜日、台風が過ぎたら夕方4:00ごろから庭仕事をします。



2016年8月26日金曜日

IIDの桑で育った繭を

藍で染めた繭から糸をひきだしています。 
左側は、伊奈さんのストールをばたばたしているところ、
きれいな色で思わず「これが欲しい!」と男児がつぶやきました。
ガチャガチャがしたくてしょうがなかった男児だけど、美しいものってわかるんですね。
午前中は、帰省されていてkids藍の生葉染めができなかった、ミドリノメンバーのTさん親子と染めをしました。
IIDの藍と桑の葉の出会い。
こんなふうに風土とつながって生きているんだなあ。


午後からは、日陰を探して庭仕事をすると、ちょうど監視カメラの前の桑あたりになったので、まだ皮がはげるかなあと、むいてみたら、むけました。
雨が最近降り続いていたからかしら。
またしばらくしたらやってみましょう。
葉がついているうちはむけるのかしら。そしたら落ち着いて皮むきができますね。


本日の撮影はカメラマンのまどかさん。
ありがとうございました。

次回の庭仕事は、来週の木曜あたりを予定しています。
近くなったらお知らせしますね。

2016年8月25日木曜日

一年がかりで、藍叩き染めのブラウスが


日本刺繍をされているRさんから。
去年叩き染めをした布でブラウスをつくってもらったとのこと。
プロの仕立てをされるお母さんに縫ってもらったそう。
娘だから後回しになったのか、一年後に完成!
でも、一年後というのが、なおのことうれしさ、意外さを運んでくれるみたい。
お母さんの思惑かもね。

二着も〜 こちらは丸葉藍バージョンですね。



いいなあ、わたしもこんなのつくりたいです。 

一年たって、葉ごとの色の違いがでてますねえ。ムシクイがニクイ!

2016年8月24日水曜日

ポップコーンと縞ミミズ

昨日は、笹カットを、アーティストの男性が手伝ってくださって、多いにはかどりました。

コーンは二つ目を収穫。
みんなにも見てほしいので、残してありますが、金曜日には全部収穫したほうがよさそう。
昨日のは、紫がちの子でした。
事務局で乾燥中なり。



 ミミズのために伊奈さんが、ご自宅から大根や人参の皮をもってきてくださいました。
想像以上に甘党のシマミミズさんたちの食欲を満たすかしら。
だいぶ前にあげたきゅうりはそのままなのに、メロンの皮はきれいにぺらぺら。



にしても、あまりに甘いものが好きすぎるなあ。
自然界だったら、こんなに甘いものたくさんないと思うのですが、
家畜化する過程でこんなふうになったのでしょうか?
日本には生育していないミミズの故郷には、甘いものがたくさんあったのか??
あるいは、養殖しているところで代々、甘い物を与えて、増やしているのか。
オーストラリアの生産者を調べてみなきゃ。

たいへんうまくできているミミズコンポスト、知らないままのこともあるので、もうすこし納得したいこともありますね。

ミミズコンポストは、秋からはカフェと本格連動できそうですから、なおのこと。

ともあれ、お庭仕事にいらっしゃる方で、ご自宅でコンポストをしていない方は、
ナシの芯、ひきつづきスイカやメロンの皮などぜひミミズにプレゼントしてくださいませ。多少古くなっていてもかまいません。
少なくとも、ゴミを燃焼するよりはいいですね。

++++
○明日26日金曜日は、午後2時くらいから4時ごろまで庭仕事をします。








2016年8月22日月曜日

乾燥中 デラウエアとポップコーン


事務局内で干してくださっている様子。
伊奈さんからの写真です。
コーンはうまくいってるとのこと。

デラ様はまだまだみずみずしいらしく、どうなるかしら。


23日火曜日は5時ごろから庭仕事の予定です。
今日の雨風で、多分コーンが倒れているので、黴びないうちに収穫です。

2016年8月19日金曜日

お洒落は足元から デラさんにお礼




 先日、たっぷりと収穫させてもらったので、今日はデラウエアの足元に風を通しました。
アメリカ種の血が色濃く、高温多湿に耐えるといっても、ダンゴムシの住処になってはちょっと問題ありですね。

こんなに太い根元。
でもここからこんなにのびるなんて!


今日は一瞬大きな虹が出て、撮影しようとしている間にみるみる消えましたので、
コントラストや露出を加工して、虹が見えるようにしたけど、見えるかしら。
グラウンドの子供たちの「虹だ!」の声で知ったの。
(このブドウも子供たちの元気で育っているんですね)







ポップコーン。
今年は、IIDでとれたタネから育てています。
こちらは黄色い実も多いですね。
(レインボーコーン?)

一つだけ収穫して、事務局で干してもらうようにお願いしました。
去年は、長らく畑においたままにしていたら、黴びてきてしまったので、
今年は8月中には収穫しましょう。

秋が深まってきたらポップしましょうね。
ミミズも無事に夏を越しました。inaさんちからのメロンとスイカで元気元気。
メロンが終わったら、カボチャのワタやナシの軸かな。
マンゴーの皮が出たらもってきてね。
土もだいぶできてきたので、秋蒔きに使わせてもらいましょう。

レモン周りにも風を通しました。
このエリアのプランターのまわり、暑さがやわらいだので、水をたもってくれていた草を少し刈ろうとしたのですが、
まだまだ草たちに守れたルッコラたちがいるので、やめておきました。
お洒落は足元からですが、からからになってしまってはもともこもないですね。

次回は23日火曜日の五時ごろから行います。
26日金曜日は午後の早い時間から、日陰を探して庭仕事をする予定です。

2016年8月17日水曜日

18日木曜日夕方庭仕事 延期して19日金曜夕方に

火曜日は台風で庭仕事ができなかったので、
18日木曜日の夕方4時ごろから庭仕事をします。

夕方は庭仕事だーと暑苦しい部屋で、原稿書きに専念していたのですが、
まだら雨が読めず、18日は中止。

明日19日金曜の夕方4時から行います。


先日ポップコーンを一房だけ収穫しました。
ポップコーンにすると宝石のような色が消えるのが残念で、ごはんに炊き込みました。
ぷちぷちしておいしいですよ〜

+++
22日土曜日は塚田さんが庭仕事をするかもしれません。
参加したい方は時間などお問い合わせ下さい。
学校園 塚田 <hikarionsitu@yahoo.co.jp>


2016年8月11日木曜日

ぶどう狩り

まだ熟していないところもあるので、下のほうの熟しているところからジュースに。ともみさん撮影。



















どんどん空にむかうぶどうのつる。
支柱さえあれば、まだまだ高くいけそう。
青空に蔓模様。

お庭仕事をしたあとに、子供二人もやってきて、ぶどう狩り。
ジュースもつくりました。



わたしは、今回は備前焼の小さな擂り鉢ももっていきました。

これでぶどうをつぶすのははじめてでしたが、なかなか使いやすかった。


その昔、備前焼ばかり扱っていた骨董通りをちょっと入ったお店で買ったもの。
店主がこの白備前にフキノトウを生けてらしたのが、あまりにすてきで、
同じようなものをもとめたのでした。
ゴマをあたって、そのまま和え物をするのにちょうどいい大きさですが、
まさかぶどうをつぶすことになるとは思ってもいなかった。
注ぎ口もいい具合でした。

この擂り鉢の形は、中世の擂り鉢の写しです。
そして中世以後、陶器が日本中にひろまったときに、この形の擂り鉢が、各家庭では必要不可欠な調理道具となったようです。すっごいはやったみたいです。
今のフードプロセッサーに似ているけど、
いや、それよりももっと切実な必需品だったはず。

なんて思いながら手を動かしました。

とれたジュースは、早く飲まないと、発酵してしまうので
ご注意を!


++

次回の庭仕事は16日火曜日の4時半ごろから行います。

2016年8月8日月曜日

藍の葉っぱの精

伊奈さんが写真をとってくださった先日の様子。

タデ藍

見本で叩いているところをじっと見てます。

サッカーボール入れに藍の葉を。

最年少参加のいおりくん。

床の上がなかなかやりやすいね。

男子のペンケース。

ウサギさん

なんと7才!
刈り取り中
葉っぱをもぎって、茎はまた育てます

藍の生葉ジュースの色の変化に興味しんしん

ためいきと歓声!

ぱたぱたすると色がかわるね

+++++
8/10日水曜日は夕方4:00から5時までお庭仕事をします。

2016年8月6日土曜日

人の力をこえたもの、野放図な力


今日は年中行事となった藍染めでした。
藍を育てることからはじまった巡る庭。
毎年繰り返しているけど、毎年同じでない行為から、見えてくるものがありますね。
子供たちは、連続してくる子もいて、その育ちを感じられる場合もあるけど、
たいていは通りすぎていく。
もしかしたら一生のうちで一度だけの藍の生葉染めかもしれない。
わたしたちとも一度だけ、生身であうのかもしれない。


この藍の色、魂の色ともいわれる青に、人生をはじめたばかりの人たちと染まるのは、この上ない喜び。


私たちの藍は、買った肥料はほどこさず、刈った草を置くだけです。
(あまっていたりいただいた培養土を少しかけることはあります。
一度、豚糞肥料をいただいて入れたことが初期にありました。けれども、翌年土のバランスが崩れれる現象がおきました。)

豚糞の失敗はべつとして、江戸時代のように、金肥をほどこせば、大きく育つのですが、あえてそうはしていないのは、藍の素直な色に会いたいからです。
なんかそのほうが、清らかな色のように感じます。
どうでしょうか?
清いのだけど、力があるような。

たとえば、野草を少しいただくとどうしてあんなに力がわくのか。
それと同じようです。

そしてブドウも。
今日もグラウンド側に、野放図にのびているデラウエアを食べたのですが、
日を追って変わっていく味もふくめて、
人が管理せずに育つものの力を感じます。

ほんとにおいしいんです。食べると元気になるんですよね。

このブドウは人のそばに暮らしているので、あるていどは私たちの手が入ってもいるのですが、でもブドウの意志というか、そういうもののほうが強い。
スズメとわけあっているっていうのも、あるかもしれない。
日本刺繍をお仕事にされているりょうこさんは、絹糸を染めてくれました。
さすが絹糸だけあって、みるみる色がうつっていく様子に子供たいもためいき。
この糸で刺繍をされるそう。夏帯に刺そうかしら、と。
(撮影はともみさん)


世話をするのと、いじくりすぎるのとは違う。
そのものの力、子供でも植物でも、自分でも、その野性の力がすーっとのびていった先、
そこに出会えるのが、生きている喜びです。

野性こそ個性というべきか。

藍もブドウも栽培種だし、子供も社会の中でそだっていく。
でもそのなかに、なまはんかな人のはかりしれない野性はある。

藍とブドウとこどもが、教えてくれた、猛暑の日。


こんな藍の花にあえるのはいつでしょう






2016年8月1日月曜日

8/2日火曜日五時頃から

藍のお手入れと、
アプローチのお手入れをします。

五時ごろから日暮れまで。