2019年1月29日火曜日

ビワのお匙の日の風

hasuikeの石本知実さん、石本丈尚さん、ありがとうございました。
わたしもさっそく、スープをすくって飲んだのです。
残した皮のところがぬるぬるして、生きているスプーンだなって。

ご参加のみなさんもそれぞれに使っているのかしら。
充実した一日でしたね。
棟方志功さんの気持ちになった方もいましたね。わかるわかる。

ともちゃんからの写真レポートです。


うつぶせのスプーン
あおむけのスプーン




次回は桜、それも赤みをおびた桜の枝が使えたらと思っています。
(前は大島桜系の白っぽい枝でしたので)
椿にしたいなあとも思っていたのですが、木が固いので、桜の方がよさそうです。
椿ならキーホルダーがいいかもしれませんね。
丈尚さんいわく「木彫るだー」

※来週の庭仕事は日曜日の梅の会の前後にします。


2019年1月28日月曜日

枯れ姿

この冬は暖かいので、いつもと違う庭の景色ですが、
大寒の候、草木の枯れ姿もクライマックスへ。

ススキの花穂は2月にはたいてい飛んで、帚にできたりするのですが、それまでのふわふわが冬の斜めからの日差しに燃える姿。
ぎりぎりまでそのままにしておきたいけど、やはり日本では枯れススキはあまりいいメージでないのかな。
でも日本にも枯れ木も山のにぎわい、という言葉があります。ダブルミーニング的ですけど。。。

あるガーデンアーティストは、
「植物が味わいあるすがたで枯れていくのは、これから生長していくことと同じくらい大切なことだ」とおしゃっていました。

どうどうとこんなことをいえるってすごいですね。

わたしたちも、ささやかながら、そんな庭にたたずむお手伝いができたら、と願います。

立春をすぎるとあれよあれよ、と芽吹いてくるから、それまでのイノチ還る巡る庭を満喫しましょう。
教わることばかりですね。




2019年1月27日日曜日

29日火曜日午後庭仕事しましょう 

◎29日の午後お庭仕事します。
カナダに移住する友人がブラックベリーの苗をもってきてくださいます。
さやかさんちのブラックベリーをひきとろうかと思っていてかなわなかったのが、こんなふうに。
ブラックベリー縁ありってことですね。

のちほどレポートしますが、先日のビワスプーン。
ハスイケともちゃんのとったポートレートがすべてを語っているので、一枚ダケ、先に。
ゆきえさん、ビワのコーヒーメジャーとともに。
はにかんでいるけど、充実の笑顔。ほれぼれしちゃいます。
ビワともずいぶん親しくなりましたね。

2019年1月26日土曜日

今後の巡る庭ワークショップの予定

覚え書きも兼ねてメモを書き出します。

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2月3日 梅の会 詳細は正式告知を→
3月3日 椿の会 詳細は正式告知を→

3月中旬にできれば、ミモザの会 スワッグや花束、リースなど ミモザのデザートもつくりたいですねえ。

※3/28日午後から草木染めを和コットンチーム主催で、石田が案内役で行います。

4月中にバラの会 モッコウバラとツルバラ、ノイバラが咲いたら。

できれば、このあたりに藍の種蒔き移植と、還元藍染めもしたいですね。
コットンの種蒔きは、和コットンチームの方と同時開催になるかもしれません。

◎以下は日程が決まりました
5月19日午後から青梅仕事と野草
6月22日午後から夏至の会 黄熟梅仕事と薬草

3月と4月はお花の様子見ですね。
7月には笹のスワッグをしたいと思っています。
7月下旬〜8月藍の生葉染め
8月 キッズの花束
9月13、14、15日あたり お月見飾り スワッグ

ご予定にいれておいてくださいね。
またご希望もありましたら、草木との相談で。。。

:::
今週の公開お庭仕事は2/3日の梅の会→の前にします。

平日の火曜日あたりにもしたいのですが。

2019年1月25日金曜日

ミドリノ草花の恵み 椿餅と花飾り 3月3日

この日は、大根をくださった隣のおじさんが椿の大剪定をされたので、
その枝を持って帰って、たくさんたくさん水にいけて。そのひとつ。
お年寄りになってきたので、低くしたてるそう。
葉ののこりは灰にして、染めに使いましょう。

ミドリノ草花の恵み 椿餅と花飾り 

201933日 13:30〜16:00ごろまで 公式告知お申し込みはこちらから→

和菓子の源流である椿餅(つばいもち)を道明寺粉でつくって、
椿の花を摘んで、おもいおもいに花をいけます。
春の草花をめでながら、椿餅をいただいて。

ちょうど新暦のおひなさまの日、
乙女椿も薮椿もどんなふうに咲いて、葉を輝かせているでしょうか。

古来、人々は椿を神聖な木としてきました。
木へんに春とそえて、椿ですが、これは日本での読み方です。
なぜでしょうか。そんなことも探っていきます。


民俗学者の柳田国男は「椿は春の木」の中で次のように書いています
「日本人が追々と千何百年の間に、雪の深い国に移住して行く際に、何と何とを携へて往ったかは、実は今日まで之を考へて見た人が無いのでありますが、少なくとも武器と農具と作物の種子とだけでは無かったことは確かであります。私は椿の実かもしくは椿の小枝も、最初その一つであったのでは無いかと思ひます」

[場所] 世田谷ものづくり学校 108教室にて

[参加費] 3800円 小学生以下2500

[持ち物] エプロン、花きりバサミ、花持ち帰り袋、湯のみ
花瓶はご用意しますが、生けたい花器がありましたらお持ちください。

[定員]8名

お申し込みは石田まで
lamudaアットマークya2.so-net.ne.jp


石原稔久作 椿のための器に

2019年1月22日火曜日

梅の会を2/3日日曜日にします。

むめのきや このひとすじを ふきのとう
梅が木やこのひとすじをふきのとう 

この句は芭蕉の弟子だった其角の句。
この季節にはかならず頭によぎります。

わたしたちは(家人と)
梅が香や このひとすじを ふきのとう、としてますが。

今日は前回にひきつづき梅の木の下そうじやお庭仕事のあと、初ふきのとう。

梅のつぼみもふくらみつつありますので、
◎2/3日日曜日、午後1:30より、ミドリノ草花の恵み、梅の会をします。
公式告知はこちらから→
梅仕事はじめになりますね。

梅の花を愛でて、梅の実の豊作を願いましょう。

少しだけ梅の枝を間引かせてもらって、
ほかの立春の草花ととりあわせて、いけます。

うちからもっていった片口にふきのとうとゆきやなぎを添えて

織りをしているはんぞうくんの花、梅も染めましたね
 

梅の花の由来や、
来る梅仕事について、お話いたします。

お手持ちの梅関連の品がありましたら、
お持ちください。

場所:エントランスにて
持ち物:花バサミ 草花持ちかえり用の袋 生けたい花器があれば(こちらでもご用意します)
会費:1500円
お申し込みは 石田 lamudaあっとまーくya2.so-net.ne.jp

たくさん梅が咲くのはもう少し先ですね。
これは2012年の3/11日ごろにゆみこさんと見た景色。


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さえこさんの庭スケッチ。

さやかさんを思い出すねって
椿の会は3/3日です
この位置からが輝きいちばん
こんな色っぽいアロエはいない、とは紗絵子談


2019年1月20日日曜日

火曜日庭仕事します。 1時半ごろから

そろそろ梅の花も咲きますね。
椿の会の準備をしていますが
梅の花の会もしましょう。
こちらは様子を見て、庭仕事のときにでも、と思っています。

少し花をいただいて、
生けて、
梅の実のなりを祈りましょう。

去年の梅で軽食をいただいて、
梅花湯の香りを。

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22日は、1時半ごろから庭仕事です。
梅のつぼみをみながら、下草と土をととのえます。

2019年1月12日土曜日

椿の会 つばい餅と花かざりと

ツバキは春の木。
乙女椿も薮椿もつぼみができて、ちらほら咲き出したけど、
でもこの寒さでひっこみましたね。

3/3日日曜の午後に、椿の会を予定しています。

道明寺粉でのつばい餅と、椿をつんで花を飾りましょう。

ちょうど新暦のおひなさまになるので、女の子を大切にして。

つばい餅は、新春のお菓子。和菓子のルーツともされます。
旧暦では、今年は、2/5日から3/6日が正月ですね。

詳細が決まりましたらまたお知らせします。

いつもの方でご希望の時間が、ございましたら、いってください。

みみちゃんへのごはん と 次回の庭仕事は1/22日火曜日午後に

りんごの芯などみみずさんの好きなものが出ましたら、
ミミズコンポストにいれてさしあげてください。
。。。
1/22日火曜日1時半からを予定しています。
この日こそは里芋掘りをしましょう。

2019年1月10日木曜日

ビワスプーン キャンセルが出たので、追加受付します。

26日のビワスプーン、定員となりました。
キャンセル待ちはうけつけますのでご連絡ください。


あと二名さまうけつけます。

;;;;;;
公開お庭仕事、
来週は石田はお庭にいけないのですが、ミドリノのみなさんで連絡しあって、
寒の庭を巡ってくださいね。

次は22日火曜日の午後と
26日のビワスプーンの日となります。


寒に入り、さすがに冷たい空気です。
でもどこかほっとしますね。
冬はこうでなきゃ。
なんて。

ちょうどおとといから、わたしは畑小屋で味噌を仕込みました。
寒の水と空気と火。
ゆっくりかもされていきます。




2019年1月5日土曜日

1月10日木曜日にお庭仕事予定しています

今日は、初お庭仕事。
御庭と、書いてメールをくださった方が、息子さんときてくれたり、
ぶらりとお散歩によってくれた方がこれまた息子さんをつれてきてくれたり、
男子率の多い(!)御庭でした〜

これは何かの兆候か? たんに土曜日だったから?

ともあれ、いい出会いがありますように、
と意味も含みもなく願ったあたたかな半日でした。

というわけでもありませんが、今年は週末の庭仕事も増やしていこうと思っています。
やはり、週末のお休みの方が多いですからね。

◎1/26日土曜日は、スプーンづくりの会をしていますが、お庭に興味のある方は二階スタジオまで声をかけてください。お庭巡りもいたします)

さて、次回は1/10日木曜日を予定しています。
1時くらいからです。
お越しの方には、伊奈サンからいーものが、お年賀でいただけるかもです。

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去年の芋掘りの風景 まどかさん撮影


今年も、巡る庭の恵みをいただきながら、
よりいっそう潤い豊かなお庭のお手伝いをしていけますように。

みなさまどうぞよろしくお願いいたします。





2019年1月4日金曜日

ビワの枝でスプーンづくり hasuike さんと


2019年の手仕事はじめです。
去年剪定したビワの枝を使います。
おととし、桜の枝で匙をつくりましたが、
ビワの木は、同じバラ科の仲間の桜とは違う感触です。
色も違いますね。ビワ色です。
桜は、花色と木の色が響きあっているけれど、ビワは実の色をうつすよう。
木によっていろいろ性格があるんですね。
桜の会の様子はこちら→

ハスイケの石本知美さんとは、石田が市川のショッピングセンターで手仕事の庭の企画とお世話をしていたときからのおつきあいです。
おふたりの男の子のお母さんときいてびっくりしたのを覚えています。
庭仕事のあとに、バスケットにルッコラやマリーゴールドのお花を入れてかかえた姿が少女のようで。。。。

静かではずかしがりやだけど、情熱をもった人。
家事と子育てをしながら、地道にご自分のものづくりをされています。
匙づくり、とてもていねいに教えてくださいますので、ぜひいらしてくださいね。

ビワにちなんだおやつとお飲物をご用意してお待ちしています。


「ビワのスプーンづくり」◎正式告知とお申し込みはこちらから→

1月26日(土)
11:00〜16:00

会場
:IID 世田谷ものづくり学校 Studio(211号室)

持ち物
:彫刻刀や丸刀(お持ちの方のみで構いません)/ 作業しやすい服装と念のための絆創膏 / 飲み物カップ
※彫刻刀は貸し出しもしますので、お申し込みのときに有無をお知らせください。
※お昼をはさみますのでお弁当などご持参ください。カフェもあります。

参加費
:4,500円(材料費、おやつお飲物代込み)

定員
:10名

対象
:どなたでも


講師:石本知美 
キュレーター:石田紀佳