2013年8月31日土曜日

夏草やつわものどもは。。。




いったい秋はどこ吹く風?



生い茂った夏草をかきわけ、
8月蒔きのブロッコリーたちをぎりぎりセーフで苗作り。

ごほうびは 鳥の残した デラウエア



本日の撮影はヨガ先生のまいさん

種まきしたので、ちょいちょい水やりをして発芽を見守りましょう。




2013年8月29日木曜日

9月8日 日曜日 新潟 燕三条 刃物工場さんとのワークショップ

「燕三条のものづくり ぐるっと体験フェスティバル」
 に学校園もお手伝いさせていただくことになりました。
まずは石田が参加、9月21日の月見では塚田が参加する予定です。

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9/8日 日曜日

午前の部 「街を耕そう! 開墾の快感!」〜開墾体験〜 詳細は☆
午後の部 「秋のハーブづかい、刈り取りから加工まで」詳細は☆

いずれも刃物メーカーさんのレクチャーがあります。
当日、剪定バサミなどを購入することもできますので、この機会にお話をうかがってみてはいかがでしょうか?
わたしもとても楽しみです。

参加費各1000円

お申し込みは
学校園石田まで
lamuda@ya2.so-net.ne.jp
03-3485-2464

ちょうど秋蒔きの菜園づくりとなります。
ぜひいっしょにはじめませんか? 

2013年8月17日土曜日

夏の終わりの庭仕事予定  更新.訂正しました

8/20火曜日 4時ごろから夕暮れまで

8/24日土曜 8:30〜10:00ごろまで

27日火曜か28日水曜あたり

8/31日土曜 早朝(7時からを目標に。。。してましたが、7時半くらいからにしましょ)
※ 気温が平年並みなら、おやつ、お昼をはさんでやります


2013年8月16日金曜日

おみなえし、おとこえし  描く秋




先日、オトコエシの話がでたので。

上が男郎花 下が女郎花
otokoesi、と打つと
男絵師とでた。

少し驚いて、微笑む、男の絵師と女の絵師の顔々が浮かんだから。

絵を描く友が幾人もいる。
わたしも、絵を描くのは好きだったし、
なにより絵を描く人が好きだった。(だった?)

隣の組の壁にはってある絵をみて、これを描いたのはどんな人なんだろうかと、
小学二年生のときに、あこがれたのだった。
絵の下にぶらさがっていたひらがなの名前は今もおぼえている。
その名前が大きな声でよばれて、体育着の男の子が何かいい返していた休み時間。

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オトコエシからずいぶんと、ぶらついてしまいました。

草花はいつでも人の想いを映す。

夏の終わりの光はなつかしい。

明日もまだまだ暑いそう
ひきのばされて、つもっていく夏の記憶








2013年8月11日日曜日

旧暦七夕の節供 竹に秋の七草を立てる

島田麻衣さんの花。西村いずみさん撮影

意識がもうろうとする暑さの昼下がり
立秋も過ぎた三日月のとき
わたしたちはマダケをくりぬいて、花をいけました。

ナデシコとオミナエシ、フジバカマ、ススキ、キキョウなど
秋の七草のそろうものをいれ、
残暑に赤々ともえる鶏頭ケイトウが、
蒸し暑さにあえいでいた気持ちを、ふるいたたせてくれました。

(この日はすずやかさだけでは、足りないくらいの暑さでしたから。)

さて
塚田有一のてほどきのもと、みんなそれぞれの
花器をつくりました。

機会があれば、
しっかりとした竹の器をつくって、
1年を通して、毎回、そこに花を立てていく、
というのもしたいなあ、と思いました。

竹が水をすっていない時期にとったり、
それなりの処理をすれば、一生、いや何世代にもわたって
使い継がれるような花器になります。

できれば、竹を伐り出すところから!

8/14日が旧暦の七夕。
夜空の出会いをあおげますね。
彦星と織り姫が会うというのは、
生と死の邂逅。

ほんとうはいつでもあっている
となりあわせなのだけど、
それを強く感じるとき。

夏の勢いがなえて、次の季節にうつるとき、
わたしたちは、
もうろうと、いや、ありありと
生きることも死ぬことも、等しくあるような世界を感じるのかもしれません。

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次回の庭仕事は
13日火曜日の夕方と、17日土曜の早朝7:30ぐらいから。

お世話になった梅の木の下草を刈って、
プランター菜園の水やりなど。

ササはお茶にしましょう!

2013年8月7日水曜日

花  (8/10日庭仕事の予定追記しました)



ある詩人のことば...............

花なしに、私は生きられないと思う
なぜ?
一つには、彼らが私の目前で刻々変わってゆくため。
花々はわずか数日のあいだ生きて、死んでゆく。
彼らは私を、プロセス、成長、死にふれさせていてくれる。

..................

きっとだれも花なしには生きられない。

それは詩人がいうような存在としてもだけど、
もっと切実に、現実として、
花がなければ、わたしたちは飢え死にしてしまう。


夏の花ランタナ。
別名、七変化ですって!

暑さをしのぐ草花たちをいけるひととき。
8/10日土曜日
「 天の川へ 星祭りへ 」 笹の葉さらさら茶 付き

8/10日11時過ぎから少し庭仕事をして、ワークショップ後に水まきと米のとぎ汁進呈をします。(GO SLOW CAFEからとぎ汁をいただいてます)
日中は、日陰での作業をしましょう。

2013年8月5日月曜日

藍の匂い



事務局が用意してくれたスノーピークさんのタープの下で藍祭り。
種まきから4ヶ月にわたって育ててきた藍の葉を刈って、搾って、染めて、干して。。。
藍がきっかけではじまったこの「巡る庭」、夏のワークショップがなんとなく節目のようです。こういうのが節供でもあるのですね。


木から木へとわたしたタープに葉の陰がうつったりして、とても気持ちよかったです。
事務局のみなさまご準備ありがとうございました。

いっしょに藍を育ててきたミドリノ野良娘たちもありがとう!

さて
今年は、還元剤を使ったインド藍粉末の染めもとりいれました。
なのでちょっと濃いめの染めもありました。
例年は、生葉の残り液にまだ染まる成分があるので、それを還元させていたのですが、
生の葉が足りないかも、と心配だったので、藍の粉も使いました。
藍を還元させているときの匂いは、薬品も発酵のものも、とてもよく似た匂いがします。
最初の薬品の匂いは違いますけどね。
還元されていくときに働く匂いなんでしょうか。


去年、ふたりの娘をつれて藍染めに参加してくれて、それ以来
お庭仕事をいっしょにしてきたMさんが、三人目の娘さんを連れて染めにきました。
オンブ紐にするための晒の布を、あらかじめ豆乳につけてきて、
ふたりのお姉ちゃんが染めました。

綿なので、還元藍につけるともっと濃くなるのですが、やっぱり赤ちゃんには
生葉がいいですね。
だって草の匂いがする色なんだから。

7/7日に生まれたばかりで、初の遠出に、この場所がなったことがとてもうれしい。
野、という字がついた名前の女の子。
来年は藍の生葉で遊ぼう!

今年は男子の参加も多く、
三つ編みに夢中になった男子もいたっけ。
新しい時代の幕開けも感じた藍祭りでした〜
お庭のこれから充実しそうで、楽しみですね。

(写真提供は有村真理さん)

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旧暦七夕の節供のワークショップをします
8/10日土曜日
「 天の川へ 星祭りへ 」 笹の葉さらさら茶 付き

塚田有一の花生け指南をていねいにしていきます。
竹で花器をつくるところからします。

2013年8月3日土曜日

ブルーにフリーズ、amazing blue

ねえ、何色になるかな。
藍の生葉の搾り汁は、グリーンスムージー。

男の子はしたり顔して
「みどりでしょ!」

絹の布をつけて、ちょっとあげたら、やっぱりキミドリ
まっすぐなまなざしはうなずいて、笑顔。

それがみるみる水色がかってきた。
でもまだペパーミントグリーン。

それを水で洗ったら。。。。

もっともっと水色。もうまぶしい水色、ひかってる。

ますっぐなまなざしは、きょとんとして
まっすぐに、その色をみつめる。

言葉のない時間が、つづく

そうなんだよね、わたしもそうだもの。

このことにオドロク。

みずみずしくて、ひかっている。

こんな色どこにもないよ。

(キミノコトダヨ)

空の色は形のない色。
海の色も形のない色。

その色が、植物の葉を通ってここにきた

大人になっていくって、もっと不思議を感じることだから、
このおどろきをもって育ち続ける。

桑の葉を食べた虫がはいた糸がとびきりの水色になるなんて、どういうこと?

桑の葉も藍の葉も、こんな出会いはつゆ知らず、
だから
ときどき人間は、すてきなことをするんだなあ、って
悪いことばかりしている人間に生まれて、消えてしまいたくもなるのに、
ちょっとうれしくなれる。

ささいな夏のできごと