2月27日のブローチとリングの会の様子は
波さんのお陰で、飾り結びの世界に手触りを持って、ちょっと入ることができました。普通の籠編みとは全く違うのですね。
spirit of green - sustainable open garden in Tokyo / Ikejiri Institute of Design+++++廃校あとの緑。伸び放題の茂み、小さな畑には藍や棉やハーブ。お庭仕事はどなたでも無料で参加いただけます。世田谷ものづくり学校の校舎のまわりです。2022年草花の恵みなどの予定はhttps://meguruniwa.blogspot.com/2021/12/2022.html
男子度と子供度が高かったのは休日のせいだったのでしょうか。
とても寒い日でしたが、みんな心はほっかほか。
薪作り、お豆の定植や、ビオラの寄せ植えとかお仕事もして、
ノビル、フキノトウをいただきました。
最後はゆみさんのおじさんがとってきてくださったツクシをいただいて、めでたしめでたし。
ゆうさんが
「早速、いただいてます!ノビルはお味噌汁に、蕗とつくしは小麦粉ふってあげました。感動の美味しさです!感染拡大がすごいですが、お庭に来るとほっとします(^^) 」とメールと写真を送ってくれました。
hasuikeさんの大阪での展示に、庭師さんが、野良デニムを着用されました。
かっこいいなあ。
hasuikeさんは、巡る庭の剪定枝(カフェ横の桜)でスプーン作りをかつてやってくださいました。今はデニムの方のお仕事に集中されていますが、スプーンも小さく作ってらっしゃいます。
比喩としての精霊ですが、
冬至ですっぽり土の中に入り込み、土に精気を与えていた精霊たちが、
立春ごろからは、もう芽吹きとなって天に向かい始めています。
それが例えばふきのとうのように土から顔を出し、
あるいは梅の蕾のように、新芽のように、青空に向かって開いて行く頃。
私たちの心も、冬には内側に向いて豊かな精神世界に眠っていたのが、
外側へと開いて行く。
春分、そして夏至に向かって、梅が結ばれ熟して行くように。
ついついその勢いに押されてしまうと、
繊細な心が破れてしまうこともあるので、
この行ったり来たりの二月を大切に過ごしたいと思います。
心は強くもあるけど、じつは体よりも繊細で壊れやすかったりもするので、
木の芽時に、精神の手綱が切れてしまうこともあるので、今から大切に育てたい。
流行り風邪の気がかりもある中で、必要以上に押し付けられている心だから。
天に放たれて行く心の行方を、優しく見守りたいと、
二月の寒さが体からも教えてくれます。寒さも優しさですね。
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大地から吹き出すふきのとう、ぐんと茎を伸ばしてその蕾が花開くときがやって来たら、
めくるめく春が容赦ないから、
今はもうしばらくゆっくりして、精霊たちが丁寧に羽を広げて飛び立てるように、待つのです。
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今年の梅のゆっくりさに、うなづく満月明けの朝でした。
月暦では1月18日、お正月もおしまいです。
「やっぱりみんな出たいよね」と西別府さん。
曇り空の冷たい雨、季節が後戻りしたようなお庭なのに、みなさん結構出たっきり。。。
同じお庭から生まれた作品なのに、全部違う。
興味深かったのは、西別府さんも、一週間で二、三回は、草花を束ねたり作品をつくるのに、どうしても気持ちが乗っていかないこともある、と。でもそいうこときでも、植物に触れ続けている時間がある、のだと。
4月2日に再会できるかもの口約束。さて、どうなるでしょう?
西別府さん、齋藤さん、ありがとうございました。
●おやつは、瀬戸内海レモンのウィークエンドシトロン。香川県の華子さん作! この季節はやっぱりレモンですね。ローズマリティーといただきました。米粉がしっとりして美味しかったです。
では水曜日の午後2時ごろにお庭で。
すみません、石田急用で公開お庭仕事は延期にします。
宮崎にある服部植物研究所が、第30回松下幸之助花の万博記念賞の松下正治記念賞を受賞されました。
震災前に研究所の一般開放に当たり、キュレータとして展示方法などをお手伝いさせていただきました。
研究所展示で復刻した古い植物図鑑をIIDのグリーンデイに展示したり、コケの観察会はできましたが、「地球詩絵本」の展示は伸ばし伸ばしにしていて結局かないませんでした。ものすごく大きな(長い)絵本なので展示をどうしようかと思案しているうちに。。。。
宮崎や鹿児島の方に行かれましたら、ぜひ飫肥の服部植物研究所にお運びください。
小さな植物が現在の緑あふれる大地を導いてくれました。感謝してもしきれません。
去年より遅い梅の花。飛び出ている枝をいただきましたが、みなさん「花が咲いてからでいい」っておっしゃるので、たくさん剪定はしませんでした。
再来週に伐らせていただきましょうね。
暦の学びは、はじめてIIDで行いました。
小さな人たちも一緒に机を囲んでお話を聞いてくれました。