2015年6月29日月曜日

夏至の会報告と今週の庭仕事

今週は明日火曜日夕方5時〜日暮れまで(石田)と、土曜日午前中(塚田)に庭仕事をします。
土曜日の時間などは直接塚田さんにお問い合わせください。
学校園 塚田 <hikarionsitu@yahoo.co.jp>

では、先日の夏至の会の報告を塚田さんの写真から。
みなさんすばらしい薬束をつくられました
はしごにのぼって、梅の実もぎ



よく登りました! 梅酢、あがってきていますね。


この日はおうちの木の剪定も。するするとのぼっていかれます、庭師南幹夫さん。
こちらがエントランスにあるおうちの木、せんだん、ともいわれます。この実も薬束にいれました。

2015年6月28日日曜日

二日おきの庭

夏至の翌日の火曜日から、木曜、土曜と、気づいたら二日おきに、IIDのお庭にきていました。
こうやって連続して庭仕事をすると、一週間おきにしていたのとはまるで違う「庭との関係」がおこります。
とても親密になっていきます。
漠然としたことばで申し訳ないのですが、親密さにもいろいろあるので、こんな漠然としてワードでいうのです。

この二日おきを、もう一週間続けたらまた親密さはかわってきます。
一日朝から晩まで庭に浸るのとはまた違う時間の経過をともなった間柄。

はじめて庭に来る人は、どこから庭にもぐっていったらいいかよくわからないですね。
わたしも、しばらく間をあけると、なかなか入れないのです。
あまりに変化に驚いて、その時間を埋めるような作業を大急ぎで、オートマチックに体や心がします。
だからどこかとっかかりをつくるのですが、たぶん普通に入りやすいのは、人の手の入った花壇や畑でしょう。見るべきところが見やすいからです。混沌感がないから。

だから、はじめて来る方はアプローチの花壇や、カフェ横のプランターなどからが入りやすい。
あとは、花とか実、とか、わかりやすいものがあります。
緑のインターフェイスというか。。。

はじめてや、ときどき来る方の入り口をもっと広くしたいです。
でも、深い森のようなところも充分にある、そんな風に。

手をつけるところ、つけないところ。
夫、子、親、友人、、、人との関係もそうですね。

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火曜日に雨でなければ定例夕方の庭仕事いたします。どうなるかしら。

7月の週末に庭師の南さんとの庭仕事を予定しています。日程がきまったお知らせします。



2015年6月26日金曜日

週末の庭仕事 土曜日夕方行います


明日はてっきり雨とばかり思っていたのですが、曇りから夜は晴れとの予報。
湿気のおさまるであろう夕方から庭仕事をします。
昨日はヤマモモの剪定にあけくれてしまったので、明日は畑をちゃんと見たいです。

いま、コーンの畑に生えている昼顔の葉っぱが食べごろです。
ヒルガオの葉はサツマイモの葉と同じように食べられます。
コーンの畑の草刈りは、おひたしのヒルガオの葉を集めること。
ミントもたっぷりありますので、ぜひどうぞ。

四時半ごろから7時くらいまで。


ヤマモモもぜひほおばってください。
きのうは道に出ている枝を剪定しましたが、まだまだあって、これから熟していきます。

2015年6月25日木曜日

桃の実 赤ばむ

梅の実黄ばむ、という七十二候があるので、それにならって夏至過ぎに赤ばむヤマモモの様子を言葉にしてみました。アカバムって、ふつうはいわないけど、
ああ、黒ずむというのがぴったりかも。黒ずむと甘いです。

二年ごとに実をつけるので、記憶を辿るのが、一年ごとのものとは違う。

はじめてあの子と木にのぼって採ったのは、四年の前の夏。
ってことは。。。
四年でかわったこと、かわらないこと。
二年おきのできごと。
二年前は、早朝に剪定をして、木の片付けが終わらずお昼まで、あの子とあの子とやったっけ。

また二年後、だれかとヤマモモをとっているのか、いないのか。

先のことはわからないけど、ヤマモモはきっと二年後もなります。

今年は、私以外に、4人の方がいたので、ヤマモモの枝を刻んでお片づけできました。
こんなふうに、上手に季節の波のりをして、
東京採集生活できたら、都会でも大いなる自然を感じられる。

今日は、おとなりの幼稚園に棉の苗をプレゼントできました。
こどもたちがお昼寝座布団をつくるかも。

うれしい梅雨の晴れ間。
これがほんとの五月晴れ。

2015年6月24日水曜日

平日の庭仕事、晴れたら木曜にも

25日木曜日の4時ごろから庭仕事をします。


コーンもよく育って、いんげんもささげも、トゥルシーも!
目が離せませんね。
赤紫蘇も移植しました。
ヤマモモの実がぽところ、と落ちるので、剪定しましょう。

夏至を過ぎて、これから日が短くなるのだと思うと、なんだかさびしい。。。

ここのところ、五月晴れがちらほら。
もちろん旧暦での五月晴れの意味です。
今の五月とはぜんぜん違う、さつきばれ、ですね。

言葉も習俗もかわっていきますが、本質を感じていきたいです。

四年ほどまえに紙漉のワークショップをしてくださった、紙漉き伝導師の田村師匠からあじさいの写真が送られてきました。
しっとりとした、京都西山善峯寺紫陽花。


2015年6月21日日曜日

学校園 巡る庭の会、下半期の予定

日程が決まりましたので、お知らせします。
内容の詳細は追って。
お部屋はいずれも二階スタジオです。

  8/20日 木曜日 16時から〜20時まで。「旧暦七夕の会」
天の川を感じながら(見られるといいのですが、、、)秋の七草花を束ねて、夕食をいっしょにいただきます

10/17日 土曜日 1時〜17時 「旧暦重陽菊の節供」

11/23日 月曜(祝日)2時〜18時 「十日夜 月の会」

12/19日 土曜日 1時〜17時 「冬至の会」 


8月はkidsワークショップの一環で、学校園では新しい試みのスケッチと恒例の藍の生葉染めを予定しています。
子ども心のある大人も参加大歓迎です。

8/1日 土曜日 植物スケッチ 11時くらいから
8/8日 土曜日 藍の生葉染め 午前10時30分〜は叩き染めと午後2時〜は浸し染め
               ※藍染めの内容は去年をご参考ください→

夏至の薬束と黄熟梅漬け リポート

梅雨に入る前に高温がつづいていたので、梅がいつもよりぽたぽた落ちる量が多くて、心配していましたが、IIDの梅で無事に漬けることができました。

はじめて参加いただいた永野さんのブログでまずは昨日の様子をご覧下さい。
また詳しくは後日紹介させていただきます。

http://ameblo.jp/cafe-junk/

永野さんは落ち梅を氷砂糖とウオッカに漬けたそうで、その画像も送ってくれました。
ブルーの蓋と熟した梅の色がいいですね。
ありがとうございます。

ビワも梅も実なりの季節を終え、つぎはIIDはヤマモモが熟していきます。
剪定のお手伝いをしてくださった方にはヤマモモのプレゼントをしますので、ぜひいらしてください。
日本の神話で、桃をなげるシーンがあるのは、ヤマモモだという説もあります。ゆかしい植物です。
街路樹にもよくありますね。

ヤマモモは糖分やアルコールにつけると、ちょっと松のような香になるのですよ。
酢漬けにしてオリーブオイルをかけるとなかなかおつでございます。
隔年での豊作なので、今年を逃すと再来年。

23日火曜日は雨が降らなければ、5時くらいから庭仕事をしています。


2015年6月17日水曜日

6/20日、夏至の庭しごと

20日の9時ごろから、庭師の南幹夫さんがお手入れに入ってくださいます。
本格的な庭師さんの仕事を間近に見られる機会ですので、ご都合のつく方は、いらしてください。
今回はワークショップ形式ではないので、質問などはうけつけられませんが、だまって傍で邪魔にならないようにお手伝いするだけで、得るものは多いと思います。

塚田さんも石田も、とても尊敬する庭師さんです。

(当日午後からの夏至の薬束と黄熟梅の会は定員になりました)

2015年6月16日火曜日

梅の実、黄ばむ

週末は

夏至の薬束と黄熟梅仕事

あと若干名の方、ご参加できますので、
ご興味のある方は、
学校園 塚田 <hikarionsitu@yahoo.co.jp>までお問い合わせ下さい。

梅の実、うちでも毎日収穫しています。
花がちらほら咲きはじめた春のはじめを思いながら、
日陰、ひなた、場所によって黄ばみ方に違いがあるのを感じています。

IIDの梅は例年7月まで、黄色からオレンジ色にまでなりながら、熟していきます。
今年はどうでしょうか?

2015年6月15日月曜日

巡る庭をスケッチしました

一番のりの、絵描き人。真剣でした。このあと、キキョウが咲く「涙ぐむ目」の花壇も見にいきました。
今回の主催者の間中さん親子、キョウチクトウの白を選んだ3歳の男の子
看板の絵は、ヤサキさん、レイアウトデザインはカワムラさん


塚田さんがいけた花から選んで描いたり、ご自分で庭をまわって描いたり。
カワムラマコトさんはたくさんの絵を描いてくださいました。
紙からはみ出たら、紙をつないでどこまでも、伸びる

アロエと、種とカメムシのついた紫ブロコッリーを選んだ二人

ラベンダーの香りまでスケッチしたい!
ダツラの花はみるみる開いていきました
ヤサキサトミ先生、またよろしくお願いいたします。

2015年6月14日日曜日

夏の定例平日庭仕事 火曜日夕方

火曜日、雨が降らなければ5時ごろから庭仕事をします。
だんだん、だんだん、日暮れが遅くなります。
そして夕焼けが、焼けて焼けて。。。
火曜日、晴れるといいなあ〜



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今日の、巡る庭オープンスクール、スケッチの会、
予想を上回る充実感でした。
都市の歳時記として、一冊に編めそうな予感!

sipuli!制作の白地図に、塚田が草木の名を書き込んだマップもできつつあります。


好評だったので、わたしたちもやる気がわいて、8月1日土曜日にも開きます。
夏休み、たくさんお子さんにも、子供心のある大人にも来てほしいです。
今回よりも、じゅんびも内容もブラッシュアップして、もうすこしじっくりとりくめるようにいたします。

イラストムービーデザインユニットのsipuli!ヤサキサトミさん、かわむらまことさん、楽しい一日をありがとうございました。

写真は塚田有一

2015年6月13日土曜日

夕暮れ時の庭仕事

夏の夕暮れ時に水やりなんかをしていると、思いだす。
暗くなって何も見えなくなるまで外で遊んでいたこと。
最後に誰かが泣いて、暗くなって帰って、
朝になったらけろりとしてる。



あと少しで二歳になる人、ビワを上手にむきました。
撮影は島田麻衣さん

2015年6月10日水曜日

6/14日、草木の絵を描こう

6/14日の植物スケッチの部、小さな人も、あまり絵を描かない人も、どなたでも楽しめるように、ヤサキさんが準備してくれています。

ヤサキさんが普段使っている画材も紹介してくださいますし、手ぶらで絵を描けますが、お気に入りの画材で何枚でも描きたい方はお持ちください。

みなさんが描いた絵は、スキャンしてデータ化し、ゆくゆくは図鑑の一コマとなります。
いろんな人がいろんな季節に描いた絵の、植物図鑑ってどこにもないでしょ?

私もとっても楽しみにしています。

2015年6月9日火曜日

6/14日 日曜日 めぐる庭オープンスクール と 週末の庭仕事

今週末の池尻蚤の市→に、学校園が参加します。

11時ごろから、カフェのとなりの部屋を拠点に、植物を実際に見てまわり、絵を描いたり、ブーケをつくったり、お茶を飲んだりします。

植物と友達になる会で、時間内でしたら、いつでもいつまででもお気軽にいらしてください。

今日は、ヤサキサトミさんがIID敷地内の植物マップをつくるために、いっしょに散策。
小さな敷地ではありますが、もぐっていくと、とてもとてもA3サイズの紙にははいりきらないほどの植物がありました。
当日、絵を描く方にはヤサキさん作成のマップを差し上げます。

親子でいらして、お子さんは絵を描いて、お母さんはブーケをつくってお茶する、というプランなど(?)いかがでしょうか?

石田は、希望の方とビワの葉エキスをつくりますので、空き瓶などもってきてくださいね。
200〜300ccの広口ビンがあるといいです。

6/14日、11時から16時くらいまで(16時以降は庭仕事をします)

<部屋>
IIDの庭
108(カフェ隣)

<参加費>
各500円程度

予約はとくに必要ありません、当日ふらりとお立ちよりください。
詳細が気になる方は下記までそれぞれお問い合わせください。

塚田有一 ガーデンデザイナー  hikarionsitu@yahoo.co.jp
石田紀佳 フリーランスキュレーター lamuda@ya2.so-net.ne.jp
ヤサキサトミ イラストレータ homey_room@yahoo.co.jp


当日は、IIDで栽培した四つの色のコットンから紡いだ糸を展示します。
エシカルファッションカレッジのときに、種をとったものを、俵法子さんが紡いでくださったのです。

白い棉の苗は希望の方に差し上げますので、小さな鉢などお持ちください。

2015年6月8日月曜日

夏至前後の庭仕事 火曜の夕方

明日、雨でなければ予定通りに夕方に庭仕事をしています。
明日は4時すぎからいます。

お手入れしながらアジサイのお花見を。

2015年6月6日土曜日


こんなに笹を刈ったことがないほど、刈っています。
去年もおととしも、畑以外のところの笹はそのままにしていたら、
タケノホソクロバの幼虫が繁栄しました。
幼虫は、人間がかゆくなる成分をもっているので、繁栄すると、害虫といわれ、薬剤散布の憂き目。
それで、せっせと刈っています。

先手必勝とばかりに。

私事ですが、石田自宅のビワの木も、今年は先手必勝。
ビワが熟すと、カラスがやってきて、向こう三軒両隣の家の屋根に泊まってビワを食べ、その種や食べかすが樋(とい)を落ちて、詰まるので、近所迷惑になるのです。
迷惑がられない前に、ビワを剪定して、つまりビワが熟す前に剪定して、樋につまらないようにしています。

同じく、IIDでも、実がぼたぼた落ちる前に剪定剪定。

今年はわりとうまくいったようです、ビワに関してはIIDも自宅も。

人間は未来を想像できる動物だから?

でも、笹はまだよくわからない。
こんなに笹ばかりを刈って、なんかむなしい気持ちにもなるけれど、でもこれも何かのメッセージかなあ、と、庭仕事の大半のエネルギーを笹カットに費やしています。

気づいたことは、早春に笹をカットしたところはフキの根がはって、笹が少ないということ。

高木の剪定もそうだけど、都会での自然とのつきあいはそうそう簡単でないのです。

二年前の笹と竹のこと→