2013年9月26日木曜日

旧暦 月暦 菊の節供



来る10月13日は旧暦の9月9日。
その前日の

10/12日土曜日に、重陽の節供、菊の会を行います。

13:00~16:00 IID2階スタジオ
参加費 3500円


塚田有一による、
    キク科植物の花活けと

石田紀佳による、
     日本や中国のシマカンギクをはじめ、
西洋のアルニカ、カモミール、アメリカのエキナセアなど
キク科植物の効能などについてご紹介します。
菊花茶や菊酒を飲みながら、菊にたくした人の想いを探りましょう。


この日は午前中に「春菊」の種を蒔きますので、

11時過ぎに来られる方はぜひごいっしょに。


今回は参加希望の方にはあらかじめ資料をお送りします。
それに目を通していただいてから、当日のワークをする運びとします。
できれば一週間前にはお申し込みください。目を通していただくお時間が必要なので!

お申し込みは
石田 lamuda@ya2.so-net.ne.jp

去年
は冬のはじまりとして菊をとりあげました。
今年は菊仕事の準備をして、食用菊や薬用菊が出てきたら実践できるようにします。

IIDwebページ
菊のききめ

2013年9月24日火曜日

れんげ草 種まき

週末の金曜土曜日曜あたりで、れんげの種まきをする予定です。
27日金曜は2時すぎから3時すぎまで、
28日土曜は朝10時すぎから11時すぎまで、庭にいます。
日曜はまた追って決めましょう。
来られる方は石田まで連絡ください。

※金曜は庭師さんたちの一斉草刈りが午前中から行われていますので、庭仕事したい方は朝からご参加いただけます。

種子を蒔く場所をつくって、れんげの種をまいたら、刈り取ったイネ科の草を上にしきます。

田んぼをしていたときは、稲刈りが終わったら、レンゲの種をまいて、そこに稲ワラをふせしきました。

毎年、IIDではレンゲの種蒔きが遅れるせいか、育ってくれないので、今年はちゃんと時期に蒔いて、春には待望のレンゲ畑!


この黒いさやから種をほぐしてから

2013年9月22日日曜日

月に



昨夜は少数精鋭で花をいけ、団子をそえました。


お庭は、長い夏のあとをひきづりつつ、秋です。
この季節の変わり目は、植物たちも次にむかってちょっと戸惑い気味というか、夏の疲れをもって見える。
夏の勢いをなくして、紅葉にもなっていない姿は、うらぶれて見えたりします。

わたしたちの季節の変わり目と同じです。

ちゃんと休んで次の季節にゆきましょう。


次回は火曜か水曜の4時ごろからひぐれまでお手入れします。
金曜の3時から5時くらいも少し。
土曜は10時くらいから。

2013年9月15日日曜日

お月見の夜、芒を立てて、お団子添えて (9/17日庭仕事更新しました)

台風が過ぎれば秋でしょうか。

週末9/21日土曜に毎年恒例
「仲秋の月の会」を行います。
詳細は下記よりどうぞ↓


お月見の夜、芒を立てて、お団子添えて



IIDにはススキや秋の実りがたくさん。
都市の緑にもぐって、植物に触れ、空を見上げましょう。

坂源さんの花バサミを使っての花活けとなります。
あらためてハサミの使い方を塚田有一からお伝えさせていただきます。
石田からは稲作以前の主食と白い団子のお話を。

干し柿はまだですが、季節のドライフルーツとナッツ類で、raw fruit and nut dangosをつくります。

この日は15:00はじまりで、終わるのが夕暮れ時となります。


庭仕事は
9/21日土曜日11時からお昼をはさんで、ワークショップの前の時間くらいまで。

9/17日火曜の午後4時から日暮れまで、塚田がアプローチのあたりで作業しています。

2013年9月11日水曜日

週末庭仕事の予定 9/15更新しました

9/14日土曜は、まだまだ暑そうなので、7:30頃から9時くらいまで。
ブロッコリー苗の生育具合によっては、先日つくった畝に定植したく予定しています。

++++
ミドリノ連絡:
畝に向かって右側から三つの畝に、ケール、パープル、ロマネスコを移植。
土、というか砂はかなり固い。
この雨でどうなるか。

水はけ用にほった穴に、石ころなどみつけたら、随時いれてください。

2013年9月9日月曜日

開墾と香草 鉄器時代に生きるわたしたち

できたての畝を尻目にハーブ摘み
期せずして、五七調。。。)



昨日は午前はアプローチの開墾から畝づくり、
午後はアプローチを中心に、裏もめぐって、香草と香葉の収穫と、ちょっとした加工。

いずれも燕三条の
相田合同工場さんと坂源さんの道具を使わせていただきました。

生産者の方に直接お話をうかがって、道具を手にとるのは違いますね。



午前中は相田さんもいっしょに汗を流してくださって、
これまでできなかった、暗渠(小さいですけど)もつくり、参加のみなさんに、畑づくりの体験をおおまかにしていただくことができました。
そしてかわいい畝が(参加者ひとり一畝!)できましたので、これからの秋冬の菜園作業ができます。

使いやすい鍬にくわえて、男の方が総勢3名になって、仕事がはかどりました。

鍬づかい、野良娘たちも手ほどきをうけました。
鍬、「とんび」が一番人気でした。

お手入れのために、乾いた雑巾を常においておく場所もつくりましょうね。

午後は、小学生の女の子や、どうしてもハーブに触れたかったという「ナイフマガジン」の青年も参加してくださいました。
IIDの巡る庭には、暮らしにとりいれたい植物がたくさんあります。

野良娘たちはこぞって剪定バサミを購入していました。
今後の草木のお手入れや収穫に活躍してくれますね。

土を掘り起こすところから、植物の収穫、加工まで、鉄を主とする金属にたいへんお世話になっています。

2013年9月3日火曜日

9/2日夕方の風景


グラウンドに面したフェンス、とくに陽当たりが良く、夏は良すぎるくらいのところには、ブドウがまるで縦横無尽に茂っています。
塚田さんが「生命の樹だね」としばしばいうように、のびのびと広がっています。
つくづく、ブドウという植物によって生かされた、水の少ない風土の人々を思います。
ブドウが水を吸い上げて、それを飲んでいのちをつなぐ。まさに葡萄酒は神の血であるわけです。
そのブドウでパンをふくらませる、そういう文化なんですね。
このカラカラでアルカリ性の土にいきいきとしているブドウ。
涼しくなった夕方には、小鳥がたくさん来て、歌いながらついばんでいました。
(デラウエアはアメリカ種とヨーロッパ種の雑種といわれています。ジベレリン処理で種無しとして出回ることが多いですが、ここのはもちろん種ありです)


トマトと看板。この秋からは新規にミドリノメンバーを募集する予定です

カラカラ風土を利用して、今年はミニトマト(ほふく性)をやってみました。

水はほとんどあげていないのですが、平気で太い茎。
養分は少ないのであまり実がなりませんが、原産地農法(永田農法など)でいわれているように、丈夫に育っています。
ちなみに、南米アンデス山脈の西斜面沿いの標高2500m 前後の高原の乾燥地帯だそう。
ペルー、エクアドル、ボリビアにかけての地域。
あらら、標高はまったくおいついていませんね。
気温差が足りないでしょうねえ。そして、たぶんそこは霧が発生するのではないでしょうか。
トマトの葉は空気中の湿気をキャッチするそうです。だから水がなくても生きられるのです。
だから、湿気がありすぎると病気になってしまうのですね。
あの毛だらけの葉が水蒸気をつかまえる。

こうやって葉の表面の様子をみると面白いです。



「巡る庭」の小さな敷地の中でも、気候が違います。
この秋からは、もっともっと細やかに風土にあった植物を育てていきます。
そうすると植物も元気だし、水やりなどもスムーズになって、庭がいきいきしていくはず。
自由に生えてくれる雑草たちからも教わることはたくさんです。

まだまだ咲いてるカワラナデシコ、来年はもっと増えますように

夕方の芙蓉、明日の朝に開くため早寝?

どこから来たのかハナトラノオ
不死身のバラはローズヒップもつけています、強いとはいえ彼らもこの場所があっているからこそ
レモンが大きくなってきました、桑の剪定が効いた模様

小豆の花の色にみんなオドロク
トゥルシーはこの夏の疲れを癒してくれるでしょう。
葉っぱをタフィーみたいになめるのよ、とインドの女性が教えてくれました。

近頃、マージカルチャーの更新ができていないので、ちょっとマージカルチャーの要素もいれた日記になりました。


2013年9月2日月曜日

庭仕事の予定

今日は夕方、種まきしたので水やりにゆきます。(9/2日月曜)

週末は9/8日のイベントのあいまに庭仕事をします。

こちら、刃物屋さんとのイベントのお申し込みうけつけています。
lamuda@ya2.so-net.ne.jp 石田まで

9/8日 燕三条ぐるっと体験フェスティバル


10:30〜12:00 
「街を耕そう! 開墾の快感!」〜開墾体験〜


農作業道具の使い方と畝の立て方を体験しましょう。
本格的な開墾ほどではありませんが、草刈りをして、土をほりあげて、
菜園スペースをつくります。
作物や環境によって、畝の高さや向きはかわります。

相田合同さんからは、鎌と鍬(くわ)についてのレクチャーを、
学校園の石田からは自然農や在来農法についてのお話を。



14:00〜16:30
フレッシュハーブを刈りとって、暮らしに役立つドライハーブをつくります。
道具ひとつで仕事はうんと楽しくなります。
剪定バサミをつくっている坂源さんから、鋏についてうかがいながら、学校園で育てたハーブを刈り取り、ドライハーブにする下ごしらえをします。
ハーブティーやお香、ブーケガルニのいずれか、時間の許すかぎりつくりましょう。
時間内にできなかったことはご自宅でそれぞれに。
刈り取ったハーブはすべてお持ち帰りいただきます。

予定しているのは、ビワ(細かく刻むところまでします。ビワ葉エキスやお茶に)、楠(衣類用)、ベイリーフ、ローズマリー、タイム、セージ、レモンバーベナなど。

「本物の花鋏のお手入れ方法、使い方の話」
切れ味の鋭さはもちろん、グッドデザイン賞をとるほど美しい花ばさみ。
ワークショップでは、花ばさみ職人から正しい使い方や使い分け、お手入れする方法などいろいろなお話を聞く事ができます。