2020年1月30日木曜日

わたでいとをつむいだ

ピンクの服を着ているのが先生の五十嵐ひろこさんです。ビワで染めたワンピースでした。


種を蒔いたときには、まだこんな絵も、文字も、書かなかった人。
ワタがはじけて、育ちました。

◎来週の水曜日もひきつづき梅の木あたりの下草などのお手入れをしていきます。
ほか、葉っぱが出る前に、混みいったり、車にぶつかりそうな木もととのえます。
のびのび育ってほしいけど、あるていど、関係性をつけていかなくてはいけなくて、木には迷惑かもしれませんが、伐らせていただきましょう。

子供も、のびのび育ちながら、絵を描き、文字までおぼえていく。
あーあ、もう字を知ってしまったんだ、とちょっとがっかりもするけど、楽しんでおぼえているみたいだから。。。わたしも幼稚園のときに、べつに字を書く! と意気込んだわけでもなく、強いられたわけでもなくて、どちらかというと絵のつづきでした。
でも、もしかして励みになったのは、ドイツに引っ越した親友と文通をすることだったのかも。ぱ、とか、お、とかひっくり返して、親友のなおこちゃんは書いてくるし、わたしも書いていたかもしれないけど、べつにひっくり返っているのが、変だとは思わなくて、読んでいたな。ながぐつをかってもらった、みたいなことが書いてあったのを今思い出した。
すごく単純な文しか書けないし、読めないけど、そこから立ち上がってくる世界は、色鮮やかで、ダイナミックだった。水色のぺらぺらの便箋の上の、な が ぐ つ って読むだけで、まるっこいつるつるぴかぴかの長靴を想像して、もう胸がいっぱいになったのでした。

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