2015年9月12日土曜日

植物や土に触れる

なにから手をつけていいかわからないとき、
何もことばにできないとき、
ひとりでいるとひとりきりのかなしさにこわれそうになるとき、
そばにいたいのにそばにいられないとき、
だれかの力になれるなんてできないのだと思い知るとき、

そんなときがあっても
どんなときがあっても、
のびゆくものにふれたなら、いやおうなく力がわいてくる。

それでもすぐにまたふりだしにもどり、
いや
あともどりしたみたいに
ふがいない なさけないとも感じるけれど

ときがたてば、
あっけらかんとしたわたしがいる。

ここまできたと自信にみちて
やっぱりだめだと意気消沈して

でも
のびゆくものにふれられるなら
知らず知らずにはげまされる。

雨のつづいたのちの、
陽の光と乾いた風のなかにいたわたしたち
そのそれぞれが語りはしない わけを背負って
むかいあって 

   くつろいだ
 

++++

今日もいっしょにお庭仕事してくださった方たち、ありがとうございました。
ひさしぶりにいらしたOさんがこんなメールをくださいました。

短い時間だったけど、植物や土に触れるとどうしてこんなにエネルギーをもらえるんだろう。
体の中のたまった嫌なものもどこかへ行ってしまう感じ。」



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