2015年8月26日水曜日

都市で探る緑の可能性

今日は、青森からお庭仕事に来た女性と会いました。
海ソーヤさん著の
「都会からはじまる新しい生き方のデザイン」→を見ての、来訪でした。
石田が小さなコラムに寄稿しておりまして、それまた小さなプロフィールにIIDのことを記していたのをみつけて下さったのです。

この本、ご覧になっていない庭仕事仲間の方もいるので、ここに記します。


 野原を眺めていると、草たち虫たちがおのおのの力を持ち寄って、生きているのが見えてくる。たぶん土の中でも、持ち寄りパーティが開かれている。わたしたちの体内でも、もちろん宇宙でも。さまざまなときの流れで、それぞれの役割を変えつつ、エネルギーの交流、交換が渦巻いている。
 こんな宇宙のなかで、人間であるわたしのいっときの存在は何を差し出せるのか… 途方にくれて消えてしまいたくも、たまに、なるけど、「夢を見続けること」と体ぜんたいで確信するときは、元気がみなぎる。きっとエネルギーの交流が活発になるんでしょう。
 だから人といるときには、夢(想像力)をできるだけ差し出したい。人間関係で夢の交換ほど尊いものはないですよね。



テーマは


ギフトエコノミーで、貨幣経済とはまた別の価値観を提案する章で、
「ポットラック(持ち寄り)」について、でした。
わたしたちが、いつも世田谷ものづくり学校の庭仕事の途中で持ち寄りランチなどをしていることを知っての依頼でした。

都市の緑の可能性については、学校園の塚田さんといつも共有していることで、そこにはいろいろな技術的なこともあるのですが、
いちばんは夢の共有です。

そのことを再確認させてくれた青森からのお客さん、ありがとう!
ほんと、わたしたち人間のあまりに大きな無知と傲慢に、消えてしまいたくもなりますが、こんな愚かな大きな力を、逆につかえばどうなるか。

この中で雨宿りして雨音聴いてみたいなぁ。。。と有村麻里さん


なにももっていないけれど、さしだす夢はある。
それぞれの夢の交換をできるところ、それが都市の緑地でもあります。

さあ、あしたも形のない夢を、かけらかもしれない夢をもって、あなたにあいましょう。

おやすみなさい、よい夢を!

0 件のコメント:

コメントを投稿