2014年7月20日日曜日

庭師のおふたりと庭の輪郭

藍の虫食い、海の色


夕方のむくげ、明日花ひらく

この人が自分の庭をもったら、どんな庭にするのかしら。

今日はそんなことを思いながら、庭仕事をしました。

巡る庭に来てくれる庭のない人たち。

東京では庭のない集合住宅に住んでいる人がいるから
あたりまえといえばあたりまえだけど、
でも今日わたしは、まだ見ぬみんなの庭を想像して、
どきっとしたのでした。
自分の庭が来るまでは、巡る庭にもぐりましょう。

いつか庭のある暮らしになったときに、つながります。

あなたのお庭を見る日がたのしみです。

輪郭が出てきた小径

そして今日は、ご自分のお庭もありながら、たくさんの方の庭の手入れをしている
北狩野造園の南幹夫さんがお弟子さんを連れて、IIDにきてくださいました。

南幹夫さんは品川出身のばりばりの都会っ子だったのですが、
高校からして園芸高校を選んで、この道ひとすじにいらした方です。




















わたしも男だったら弟子入りしたいくらいなので、弟子の麗太さんがうらやましい。
幹夫さんの庭仕事姿は無理がなくて、美しいたたずまい。
寡黙に、決していそがないのに、仕事を着実にこなしていかれるので、
毎回ごいっしょするたびに、わたしもこんなふうになりたい、と、あこがれます。
幹夫というお名前だけあって、天職でいらっしゃるのでしょう。




来週の土曜日もおふたりがいらっしゃいます。
今日は、隣地との境の剪定が主でしたが、来週は塚田さんがデザインした庭のコーナーを再生することもします。ハーブやオリーブの木の植え付けもしますので、
ぜひお越しください。
きっと庭づくりの醍醐味を感じていただけます。
7/26日土曜日9:00〜17:00ごろまで、出入り自由

(当日は石田は所用のためおりませんので、ご参加される方は、塚田までご一報くださいませ <hikarionsitu@yahoo.co.jp>)



紙漉きにつかうトロロアオイも育ち中(別名花オクラ)




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