2014年4月6日日曜日

野生の生き死に

どうせ、ということばがある。
どうせ、○○なんだから、○○しなくていい、とか。

生き物の個体はいずれ死ぬ。
生まれてきて、いのちをつなぐのだけど、
いつかは死ぬ=ひとまとまりの個体は終わる。

だけどだれも「どうせ死ぬんだから、生きなくていいんじゃないの」とはいわない。

昨日、M さんは「一晩もつかわからない、だめかもしれない」といいながら、でも目の前にあらわれたものには手をつくしていた。
野生動物は、ああいうケガをすると、野生にもどって生きるのはむずかしい、ともいっていた。

世田谷の動物病院で一夜をすごした雀は、亡くなったそうです。
「よくがんばったなあと思います」と Mさんが連絡をくれました。

生き死にとともにいる私たちです。

ひとまとまりだったいのちがほぐれて、またわたしたちのまわりに瀰漫する。
あの雀のかけらも、藍の花に触れるでしょう。

めんどうがらずに、まわりと、かかわって生きていきましょう。
かかわりきれないこともあるけれど、であったものとむきあって。

+++++
わたしたちのいのちをつなぐのはほかの生き物のいのち


Mさん撮影、昨日のランチ

0 件のコメント:

コメントを投稿