2021年7月31日土曜日

真夏の庭 来週末は立秋に

 夏本番と思っていたら、お日さんとの関係は「晩夏」。

人生でもなんでも、真っ盛り、と感じた時には、すでに上り坂はすぎている。でもそれは下りがいけないということではなくて、認識というのは、いつも遅れてやってくるもの。

そんなわけで、アーユルヴェーダインザガーデンもやるわけです。認識はそうでも、未来を予感して、体を整える。二足歩行で歩いて、人工物をどんどん作る私たちの未来。自然、野生をいかに日常として受け取るか。。。


では、さえこさんが捉えたこの夏の風景を。。。

カエルの来る水辺ができたこの夏の始まり〜

私はこの水辺に、ニホントカゲが藍色の尻尾を浸しているのを見たの。




ぜひ卵を産んでください、みゆき池に。だんだん池が減る都会の昨今だから、ちょっとした楽園になるといいな〜


夏の花の代表の藪枯らしとムクゲ。

そして、もはや夏の思い出の藍染め。amazing blue~& fresh SUIKA!!! juicy red~




水に浮かぶスイカは見ているだけで涼しい。
人もミミズも大喜び。ミミズコンポストの横で食べるスイカは最高〜




2021年7月30日金曜日

畑の虫たち 次回の庭仕事は水曜日3時ごろから

●次の庭仕事は水曜日3時ごろからですが、藍の生育真っ盛りなので、連日早朝か夕方水やりもします。早朝の場合はそのあと、できたらかぼちゃの受粉もしますので、またお知らせしますね。

この前の庭仕事の時に、こまゆバチに寄生されていたスズメガを見つけました。


 自然界の恐ろしさ。。。この幼虫はいつ寄生されたかわからないまま育っていたとは。


ナスに大量発生しているほおずきカメムシの写真を撮ろうと思って接写レンズを持っていったのです。


ついでに、三尺ササゲの蜜腺に群がるアリンコ。みんなこのアリを心配するけど、ササゲにつくカメムシを撃墜してくれるかも、という研究があります。どうかな。


そして、アーユルヴェーダin the garden 告知始まりました。


2021年7月26日月曜日

庭で学ぶアーユルヴェーダ・Ayurveda in the Garden : 巡る季節と心と体 


○8月28日 土曜日 11:00~15:00  正式告知はこちらから→

アーユルヴェーダの講座をいたします。私も北インド滞在や、インドの宗教や哲学をかじる中で、アーユルヴェーダやヨガが示唆する世界に惹かれてきました。インドの叡智は、知らず知らずに私たちの暮らしを支えています。そのことにより意識的になって、年を重ねていきたいということで、今回の講座の運びとなりました。

導いてくれるさほさんから、お庭でアーユルヴェーダを学ぶことへの思いをいただきました。

巡る庭にお邪魔させていただくようになって、私の物事を見る視点が大きく変わりました。
一番の違いを感じているのは、そこにいるいきものたちのいのちの始まりから終わりまで一生を通して見るということです。
巡る庭に関わる前の私も植物やお花が好きでした。ですが、花を買って生けたとしても、その花が開いて咲き誇っている姿だけに目を向けていました。
人間でいう所の、一番の盛りのころ、働き盛りの青年期と言えるでしょうか。

人のケアをする時やアーユルヴェーダでは、相手のことの理解を深めるため、今のその人の見えている部分や言動以外にも目を向けることを大切にします。その人がどのような環境(家族、地域、文化)で生まれ育ち、過ごしてきたのか、今現在みえていないその人の今までの歩みが心身の状況にも影響を与えているからです。
これは、人間だけではなく他のいきものにも言えることだと気づきました。

巡る庭から季節の植物を摘み取って、束ねて飾り、家に持ち帰って好みの場所に吊るして眺めていくと、瑞々しく色鮮やかな状態から徐々に水分が抜けて色も質感も変化していきます。段々と軽さや繊細さを増していくその姿は、なんと美しいのでしょうか。
以前の私は、虫食いの葉っぱや花を生けるということはありませんでした。ですが、花が開くまでにも他のいきものとの関りがあるのですよね。虫に食べられるものと生き残るもの、ダイナミックに繰り広げられていく、いのちといのちの関りと働き、巡りがそこにはあります。

季節でもお庭の様子は大きく変わります。同じ名前がついている木でも日当たりや土の状態によって、成長の度合いも実のつけ方もそれぞれです。
雨の日には、植物たちは一段と生気を得ているようにも見えます。葉っぱや幹、花びらについた雨粒がキラキラと植物の輝きをアップさせてくれています。
お花屋さんでは見られないいのちの働きをみることで、そこに自分の姿を重ねるようになりました。
いのちある誰もが年を重ねます。その重ね方も進み方も人それぞれ。皆さんはどのようにいのちを巡らせ、年を重ねていきたいですか?

紗保子

巡る庭の植物と重ねるように、人の心身の成長、成熟、不調を観察し、

枯れゆく植物に老いの姿を学びます。






講座に来られる方は、まだ高齢には達していない方が多いと思いますが、年を重ねるということはどういうことか、にフォーカスして、生命科学であるアーユルヴェーダを軸にともに探り、

食べること、動くこと、休むことを、空、風、火、水、地 の巡りで、実践しましょう。

自分自身にとっても、自分の家族、身の回り、社会動向に対してどのように振る舞って行くか、きっとヒントが見つかると思います。


今回の写真もさえこさんの撮影です。


2021年7月24日土曜日

次回の公開庭仕事は28日水曜日、藍の還元建もします

火曜日は、三尺ササゲとエゴマを街で自然農受講の方にも持っていってもらえました。8月はお休みですので、受講生の方はぜひお庭にいらしてくださいね。

メダカも元気でよかった。もしかすると少し流されたかもしれないけど。。。

明日水曜日も3時ごろから染めますので、


ご興味のある方は石田まで。

お庭仕事もします。



2021年7月21日水曜日

7/22日木曜日も夕方庭仕事します。今日は田んぼにメダカ放流

ゆうさんが「公園にいる虫よりもここの虫は生き生きしていますね」。なんだか褒められたようで嬉しかったです。だからふきくんはここにバッタをとりに来るんだね〜(最後には逃しています)

そのゆうさんの写真。ボウフラが蚊にならないように、メダカさんの力を借ります。

水辺が増えて、カエルやトカゲも喜ぶかしら??


今日はアプローチを短時間でスッキリきれいにしたので、みなさん充実の様子。なんか貫禄!


草の勢いを削ぐのは申し訳ないけど、人間仕様にスッキリしました!

あしたも庭仕事少しします。虫採りにもきてね!



 

2021年7月16日金曜日

次の庭仕事、7・21日の水曜日の4時半ごろから 藍染めの日程

夕飯のおかずに、シソやエゴマを持って行ってくださいね。

7・18は、みゆき池に、メダカ放流!

梅雨が明けたので、しばらく藍草のお水やりなどでできるだけお庭にいきます。

直前になるかもしれませんがこちらでお知らせします。

午前中か夕方です。


藍シーズン到来ですからね〜

写真はちょっと前に2歳の子達と。この日はまだ梅雨でしたが、かぞくのアトリエで育てたプランターの藍草と代々木上原の藍草で。

●8/8日の藍の生葉染めは満席となりましたが、8/21日は今日から告知です。

藍の生葉染め、叩いて浸して草の精をうつす→

こちら、緊急事態宣言下で少人数での開催で、一ヶ月先ですが、間もなく定員になってしまいます。

●また、平日ですが、庭仕事と連動して毎年恒例の藍の還元建て染めをします。7/27日と28日の3時以降です。ご興味のある方は石田までご連絡ください。

2021年7月14日水曜日

ミドリノ草花の恵み 青を重ねる、藍を束ねて染める…amazing blue 8/8日

8/8日の正式告知です。

まずは午前11:00~12:30に青いブーケを束ねます。スワッグにしてもいいですね。

去年の皆さんのブーケ

藍が乾いていないので緑です

一年経った乾燥藍の葉




この日の午後からは藍の生葉染め、叩き染めと浸し染めをします。満席です。

14:00~16:30

アーティストの方がこすったり叩いたりして


1日でも半日でも、藍に浸りましょう。

次回のお庭仕事は、金曜日午前中に少しします。

9時ごろから10時です。

梅雨明けですね。

 

2021年7月9日金曜日

Ayurveda in the Garden 巡る季節と心と体 のお知らせ

 ○8月28日 土曜日 11:00~15:00  Ayurveda in the Garden 巡る季節と心と体 の講座をいたします。

導いてくれる方はsahoさんです。

お庭でお馴染みで、アーユルヴェーダやヨガを学び実践し、講師もされている方です。


巡る庭の植物と重ねるように、人の心身の成長、成熟、不調を観察し、

枯れゆく植物に老いの姿を学びます。

講座に来られる方は、まだ高齢には達していない方が多いと思いますが、年を重ねるということはどういうことか、にフォーカスして、生命科学であるアーユルヴェーダを軸にともに探り、

食べること、動くこと、休むことを、空、風、火、水、地 の巡りで、実践しましょう。

自分自身にとっても、自分の家族、身の回り、社会動向に対してどのように振る舞って行くか、きっとヒントが見つかると思います。




●10月からは、第3か第4土曜日でシリーズでやる予定で。8月はその予告編となります。

私もとても楽しみなプログラムで、企画を練っております。

ご興味のある方、日にちチェックしておいてください。

植物動物から学ぶことは、きりがありません。本当にまだまだだなあ、と学べば学ぶほど、ため息なのですが、そう思っていたら、尊敬する中村桂子さんは80歳をすぎられて、今植物に目を向けて、生物学の初歩の勉強を始めたとおっしゃっています。こちらに→  ゲノムの研究をされてきた方が!

一つ前の記事には「脱炭素はありえない」の興味深い視座もあります。

蛇足:中村桂子さんは、どこかの本に、幼い頃ヒル療法をされたことを書いてらして、それが当時の最先端の医療だったそう。確か耳の後ろに溜まった膿を吸わせたとか?

2021年7月6日火曜日

七夕の短冊 と メダカの学校ならし保育

いろんな思いが下げられた笹。


これを書いたのはふきくんだそうです。きょうもありがとうございます、ですって。by 4歳虫捕り網といつも一緒。勢いのあるのびのびとして愉快な筆致。


メダカの学校ならし保育始まりました。賢治の花壇の涙腺にて。いかにしてボウフラも食べるたくましいメダカになってもらうか??

ジュース一気飲みでお腹痛くなったふきくん

山形の丸ナスの漬物。美味でした。

薪を数ヶ月ぶりに持って行ってくれたパン屋塩見さん。移動パン屋をしてくれて、差し入れもいただきました。紅茶梅ジュースと会いましたね。

次回は、火曜日の夕方にお庭にいます。四時半ごろです。翌日水曜日もお庭仕事の予定です。

●夏ニラたくさん収穫!


ユウさんとゆかさんからの写真でした。

PS.今日、由緒ある古代米のもち米の苗をたくさん引き取りました。今度持って行くので、できる方は栽培してください。陸稲ではなく水稲のようです。

2021年7月5日月曜日

新暦七夕へ 笹の会(画像追加しました7・7日)

新暦の五節句の中でも、笹飾りはこの梅雨の時期にぴったりだなあつくづくと思います。

旧暦だと、秋の行事ですから、笹の音笹の風情はこの梅雨真っ只中とは違ったのでしょうね。でも依然として暑い時期だから、うんと溜まった夏の疲れに涼風をいただくのですから、やはり笹の葉サラサラからの感受性は通じます。

インスタグラムでご紹介いただいているものを速報として。

IIDの野田ちゃん

世田谷子供と暮らしのYKさん

 坂上さんが持って来てくださったティートリーもフェンネルもいい香りで大人気でした。道野原のお花もたくさん使ってもらえたし。もちろん笹も愛されておりました。
ササにササえられている大地、というのはマジなシャレです!
ありがとう、ササ。

以下はさえこさんの写真↓
久しぶりにあったお友達







ヒメジョオン

笹茶 お子さんたちも美味しいって! 笹団子の味だって。

今回は子供達がたくさん参加してくれました。畑の好きなご近所Sちゃん。
山際さん、とっても爽やかで華やかな笹束!
 来年もご一緒できますように、と心の短冊に記します。
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速報:::藍の生葉染めの日程決まりました。kids workshopですが、子ども心のある大人も大歓迎です。

○8月8日 日曜日 青色のブーケ11:00~12:30 と藍の生葉染め(叩き染め浸し染め)14:00~16:30

○8月21日 土曜日 藍の生葉の叩き染め 11:00~12:00 藍の生葉の浸し染め13:30~15:00(浸し染め)  藍の生葉染めfor kids 子ども心のある大人も

詳細は後日ですが、例年とだいたい同じです。

7月27日火曜日 濃い藍染(還元藍建)をします、庭仕事しながらですので、翌日水曜日にもやります。