2014年2月22日土曜日

梅の古木



先日来の二度の雪で梅の古木、ビワ、椿など、花をつけたり、実をつけていた木が折れていました。
(スダジイも大きく折れて。これは今日は片付けることができませんでした)

一度目は折れていなかったようなので、二回目の雪がきいたようです。

梅の古木以外は、葉を落とさない暖地性の樹木です。

折れた梅は、エントランスにいけましたので、香を振りまいてくれています。
小さめの梅の実になる、桃色(梅なのですが。。。)の八重の花。
去年もたくさんの梅の実をくれましたが、ずいぶん古い木なのです。
何歳なんでしょうか。

折れた梅の木にもぐりこんで、わたしたちはうっとりさせてもらいました。


本日の梅画像は、しまだまいさん

来週3/1日土曜の庭仕事は11時から。
12時の椿の会が始まるまで少しだけ。
早めにいらし方はお水やりお願いします。
夕方にはふきのとうつみをしましょう。

「つらつら椿とつばいもち」の会、まだお席があるようです。
下記までお申し込みください。
学校園 塚田 <hikarionsitu@yahoo.co.jp>

和菓子の源流にもふれましょう。
道明寺粉を使ったつばいもち。
椿にまつわる和歌のあれこれ。

みなさんとの話題交換もしたいので、下調べなどしてきていただけるとより楽しめると思います。




2014年2月19日水曜日

棉の種まき

IIDでも今年は久しぶりに棉を育てます。
(綿でなく、木へんの棉にするのには理由があります。

前に二年ほどやったのですが、日当りのいいところは藍をうえるので、場所がなくて、
たくさんやることができず、ちょっとやるきが失せていました。
でも、グラウンド側で植栽をするようになって、
この場所が棉に適しているのではないか、と思ってきたのです。
発芽さえすれば、水やりはほとんどいらなく、からからの場所のほうがいいのです。

がぜんやる気がわいてきた折りに、インド行きとなり、
コットンの本場でも棉の種まきをしてきました。

南インドからの、
牛糞も蒔かないという徹底した自然農法の茶棉などを子供たちと蒔きました。



そして、すごいのはシャーマンみたいなおばあさんからいただいた
お祈り用のランプのために育てていたコットンの種。
彼女はそのためだけにコットンを育て、紐にして、火をともしていたのです。
ツートンカラーの種でした。こんなのはじめてみました。どんな綿がとれるのでしょうか(ここは糸へんです)。



こどもたちと種まきをして、なるほどーっと感心したのは、水やり。
コットンはやっぱり芽が出るまでは水が必要だろうと、
現代日本人の石田は考えでいたので
(おばあさんの種は水まきが頻繁にはできない少し遠くの畑に直播き)、
「じょうろが必要だね、なければ水さし。最初はやさしい水をシャワーみたいにしたいから」と大人に頼みました。
ところが、もってきたのはただ水が入った器で、そこから水を注ぐときに、手のひらをひろげて水をうけながら、横にふるのです。そうするとシャワーとまではいかないけれど、しとしとと水が鉢に注ぎます。



子供たちもあたりまえのように、水の下に小さな手をかざして、「トラトラトラ」(ちょっとちょっとちょっと)って、土を湿らせてくれました。



巡る庭での種まきは5月ごろとなります。

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週末22日土曜は晴れたら11時くらいから庭仕事をします。
あったかければ持ち寄りお昼をはさんで午後も。
雪解けどうでしょうか。

2014年2月17日月曜日

椿の会



椿の会の詳細が決まりました。
「つらつら椿とつばいもち」




3月1日 (土) 12時 ~15時
場所
IID 世田谷ものづくり学校●211 studio
参加費
3,500円
持ち物
花鋏、草花持ち帰り用の袋や包装紙(新聞紙等)コップ *活けたい器がある方はお持ちください。布巾やエプロンなど調理する準備で。
定員
15名

お申し込みは
hikarionsitu@yahoo.co.jp 塚田まで


雪をしのいで3月のはじめには椿の花もりんと咲いていることでしょう。
まさに椿は春の花。
木へんに春というのをつばきにあてたのは日本の昔のひと。
もともとの中国では「椿」はちがう木をさします。

年に一度のつばいもちづくり、今回はインドのスパイスも少しいれてみようかと思っています。

12時からはじまりますので、遅めの朝食などしていらしてください。
つばいもちができるのは2時ごろになります。
※前の予定で1時半からの開始をしていたのが、12時からと、早くなったので、ご注意ください。