2020年11月23日月曜日

庭仕事は26日木曜日午後から。鳥の巣コンポストは精霊の巣

 水曜日、冬ごもりのための雨。お庭仕事は木曜日の午後からにします。

昨夜から寒いですね。今朝私は、紅玉とゆずを煮ています。今日のあったかおやつ。香りもよくて部屋もあったまります。

さて、日曜日は,自然農で、鳥の巣コンポストを作って冬支度。写真は清水麻衣さん。


これはdead hedgeを丸くしたもので、枝の間が虫の生育場所になったりします。真ん中には落ち葉を入れています。

この前からピラカンサを話題にしていましたが、ピラカンサは生垣=hedgeですね。

それに対して、枯れ枝を使うので、dead hedgeというわけです。

初めて聞いたときは、デッドヘッドみたいで、なんだか恐ろしいような響きもありました。

英語では枯れ枝をdead branch というので、抵抗がないのかもしれないけど、

生垣に対して死垣(しにガキ)というのは、日本語の響きでは苦しいですね。

鳥の巣みたいだし、実際生き物が暮らすから、nest hedge くらいがいいかなと思ったり。

あと、weathered hedgeはどうかしら。

今度ネイティブに聞いてみよう。

日本には、萩や竹の穂の枯れたのを垣根にしてきましたね。


今年もアプローチに落ち葉の場所。精霊たちの集う場所。冬が醸されようとしています。

2020年11月18日水曜日

薪窯パン屋塩見さん、剪定枝でオープン 

今日は記念すべき日でした。

意外に慎重な私は、続けばいいなと冷静に受け止めつつ、でも積んであった剪定枝を面倒がらずにかきわけて、乾いたものを選んで、しかもうれしそうにその作業をしてくださった塩見さんの姿に、ほっとしたのでした。

前にも塩見さんは、ルヴァンの甲田さんとビワの実を採りにきてくれたことがあったのだけど(高いところは私たちには採れないので、剪定を兼ねてお願いしたのでした)、まさか今日のこの日が待っていたなんて!

剪定枝を燃やすことのできない都内では、自然のままに土に返すのは容易ではありません。プレイパークに木を引き取ってくれないかと相談しにいったこともありましたが、公園にも子供がちょっと焚き火するくらいの枝木はあります。隣の小学校で父兄とのキャンプファイヤーを時々するから、その時に、という声もありましたが、なかなかその機会は巡って来ないままでした。そして動力を使ってチップにする手もあるけれど、それはどうにもやりたくないことだったのです。

パン屋塩見は、この日曜日にオープンです。巡る庭の枝もオープンに花、ならぬ火を添えるみたいで、うれしいです。乾いたスワッグでそのまま燃えるものを花輪のかわりに送るのも良さそうね。

世田谷区ではないけれど、同じ都内でお隣の渋谷区の甲州街道をちょっと入ったところです。

不思議なご縁で、塩見さんがそこを借りる前から、その前を通っていた私は、「この家みたいな眺めをつくりたいなあ」と憧れて、建築家はどなただろうかと、ジロジロ見ていた(こっそり途中まで入ったり)お家です。光の落ち方が、外から観て、もうたまらないのです!

これからは堂々と見学できるのもうれしい。

剪定枝の行方も決まったから、これからはパンをイメージしながら、お手入れできますね。

都市での自然の巡り、未来に希望が持てると感じた日でした。

さえこさんが撮ってくれた景色。






塩見さんのパン。数日前に焼いたものというけど、このままで美味しかったね。

これがパンになる!




次回は25日水曜の11時よりお庭仕事します。

今日もリースの台をつくりましたが、これもねえ、自然の巡りよね。

ジャングルのような巡る庭の一画 ここに繁茂する蔓植物がリースに

とげなしのノイバラもくるくるしました。

剪定のための剪定だけでなく、巡っていくお手入れを見つけていきましょう。

みなさま、これからも一緒に楽しい庭仕事、していきましょう。いつもありがとうございます。

2020年11月15日日曜日

18日水曜日は12時からお庭仕事

先日、11時ごろからと書いたのですが、石田の所用があり12時ごろからにいたします。

所用というのは暦制作送付なのです。


お庭仕事にももっていきますので、ご入り用の方はメールなどでお知らせください。

吊タイプ1500円

折タイプ1700円 自分折りは1500円

上尾での講座はオンラインとなりました。

「暦のまなびvol3.冬至を祝う薬草コーディアル」→

お庭に来られないけど、草木と手仕事の智慧を共有したいという方はのぞいて見てくださいね。

辛くなったらほぐれるためのおまけケンタウロス。かつて剪定枝を運んでくれた


アーティスト乞食ガールズつかぴと。

そしてつかぴによるフィルム撮影で、かつてIIDでヨガクラスをしていたマイさんと。


2020年11月11日水曜日

11/11 11時からいいお庭 次回はまずは15日、日曜日12時ごろからキヌサヤエンドウの定植をします・

11/11はサフランがひとつ咲いたので、三本のめしべをいただいて、皆でお茶時間しました。 

サフランまわりも整えて、久しぶりに来てくださったさっちゃんと楽しいお話も。

クリスマスまでもってくれるか、ピラカンサ。鳥さん、少しは残しておいてね〜

来年はこのトゲトゲのピラカンサとのいい関係を作りたいもの。




秋のバラ



ただいま、草暦の発送準備中。ご入用の方はお庭仕事の時にもっていきますので、一声かけてくださいね。

●日曜12時ごろ〜14時の次は
水曜日に12時ごろから日暮れまで、お庭仕事です。


Botanical Healing 「植物からの癒しを毎日の暮らしに」講座第2回 植物油脂について

植物のもつ油についてのスタディ。撮影は千葉さんです。

咲きはじめたビワの花も浸出オイルに漬け込みました。

世界一美味しいビワのお花は摘みませんでした。こちらは世界で500番目くらいかな?
広子さんが長らく愛用している胡麻油に温浸で。

椿の種の油を見ています。

こちらは石田の里山雑草園のオニグルミ、油分豊富。

オリーブは古代からの重要な油脂植物

まずは油脂の概要レクチャーからでしたね、お話しが止まりません。


山茶花も椿と同じような油が採れます。今花盛り。



ここからは事務局の野田さんが撮ってくださったレポート。

くるみを割って、自力のおやつ



今日のお茶は、レモンバーベナとローズマリーとビワシロップ。頭の疲れを癒して、風邪の予防にも。ビワの木で作られたスプーンでビワシロップを注ぐ



最後にはセルフヘッドマッサージでホカホカでした。 


これからも本講座では、鷺島広子さんとお庭の植物を暮らしに届けていきます。
今日は、ご参加の方からメドウスィートの苗をいただきました。育つといいなあ。
こうやってご縁のあるハーブが根付いて、私たちを助けてくれますように。





2020年11月6日金曜日

カフェYATSUDE 20分だけの窓際喫茶:11/11日水曜は11時からお庭仕事

この前の水曜日は、布の吉田さんが引っ越されたあとのお部屋の前の植栽部分を整えました。

吉田さんは「ええやん、このほうが」とおっしゃって、草木の生い茂るのを楽しまれていたので、生えたい放題でした。その茂みの間から、鳩や雀にパンくずをあげてらして。。。

実は吉田さんは、草暦をつくっている矢谷さんと古いお知り合いだったりして、いなくなって寂しい気持ちでもあって、だからなおのこと、この日の窓辺のお手入れは気合も入りました。

そしてどんな風に窓から見えるかな、と何度か部屋に入れてもらって、片付いた後は、そこでお茶をさせてもらいました。

どんな方が入るのかしら。

つかの間の喫茶室。ヤツデがたくさん見えるから、カフェヤツデ?

こちらから見る風景。

和コットンのサチさんからいただいたチョコクッキーをいただきながらの、不思議な時空。 






結局今日も日暮れまでお庭にいて、最後はさえこさんがウスバカゲロウと遭遇。
さえこさんのインスタの言葉もどうぞ。

●次回も水曜日にお庭仕事します。11時からの予定です。

◯クリスマス、冬至のリースの会、お申し込みはじまりました。