意外に慎重な私は、続けばいいなと冷静に受け止めつつ、でも積んであった剪定枝を面倒がらずにかきわけて、乾いたものを選んで、しかもうれしそうにその作業をしてくださった塩見さんの姿に、ほっとしたのでした。
前にも塩見さんは、ルヴァンの甲田さんとビワの実を採りにきてくれたことがあったのだけど(高いところは私たちには採れないので、剪定を兼ねてお願いしたのでした)、まさか今日のこの日が待っていたなんて!
剪定枝を燃やすことのできない都内では、自然のままに土に返すのは容易ではありません。プレイパークに木を引き取ってくれないかと相談しにいったこともありましたが、公園にも子供がちょっと焚き火するくらいの枝木はあります。隣の小学校で父兄とのキャンプファイヤーを時々するから、その時に、という声もありましたが、なかなかその機会は巡って来ないままでした。そして動力を使ってチップにする手もあるけれど、それはどうにもやりたくないことだったのです。
パン屋塩見は、この日曜日にオープンです。巡る庭の枝もオープンに花、ならぬ火を添えるみたいで、うれしいです。乾いたスワッグでそのまま燃えるものを花輪のかわりに送るのも良さそうね。
世田谷区ではないけれど、同じ都内でお隣の渋谷区の甲州街道をちょっと入ったところです。
不思議なご縁で、塩見さんがそこを借りる前から、その前を通っていた私は、「この家みたいな眺めをつくりたいなあ」と憧れて、建築家はどなただろうかと、ジロジロ見ていた(こっそり途中まで入ったり)お家です。光の落ち方が、外から観て、もうたまらないのです!
これからは堂々と見学できるのもうれしい。
剪定枝の行方も決まったから、これからはパンをイメージしながら、お手入れできますね。
都市での自然の巡り、未来に希望が持てると感じた日でした。
さえこさんが撮ってくれた景色。
◯
次回は25日水曜の11時よりお庭仕事します。
今日もリースの台をつくりましたが、これもねえ、自然の巡りよね。
ジャングルのような巡る庭の一画 ここに繁茂する蔓植物がリースに |
剪定のための剪定だけでなく、巡っていくお手入れを見つけていきましょう。
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