2014年9月15日月曜日

竹籠の日



ひだまりで準備する人

巡る竹林、招待講師の勢司恵美さん、
3回も茨城から東京にきてくださって、ありがとうございました。

二日間にわたる会に参加できて、みんなとてもしあわせでした。
笑顔で籠をかかえてお帰りになりました。
とはいえ、長時間の集中と座り姿勢でお疲れもあると思います。
ふんわりとした竹籠のように、ゆったりとお過ごしくださいね。








今回は、時間をたっぷりとって、勢司さんの竹への思いをみんなと共有し、
どうして竹職人の道を選ばれたのか、などもお聞きしました。

日本の竹林事情、里山事情、世界の手仕事事情。
自分はどのようにして、暮らしの道具を選び、日々を生きていくか。
答えはなかなかでないし、もちろんひとつではないけど、
出会うものたちの、来た道、行く道を、できるだけ思いやれるようになりたいです。

今の暮らしにこそ、竹の道具は必要です。
というのは、竹の道具を使う事で、暮らしじたいが、やさしく、たくましくなるから。
湿気や温度、わたしたちをとりまく自然を感じて、籠をメンテナンスしていきます。

たとえば、かびる、っていうのはサインなのです。
かびるから使いたくない、のではなくて、
かびるから、風通しのいい暮らしになる。




同じ素材なのに、みんな違う姿。どれもこれもすばらしく。
(わたしだけは、実験的にガーデンツールバスケットをつくらせてもらいました。
細長いのです)

画像は、有村さん、松崎さん、鈴木さん、島田さんより)

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