報告は後日にするとして、みんなが籠をいそいそと抱えて帰ったあとに、
まりさんといずみさんが、暗がりに綿の花の収穫をしてくれたのでした。
先に帰った私に、送ってくれた画像を見て、柳田国男の綿の話に、棉の収穫時には夜が明るくなった、というくだりがあったのを思い出しました。たしか 「木綿以前のこと」に書いてあったような。月の光がはじけた棉の実に反射したようなそんな情景。
棉は綿になり、糸になり、布に、衣になるのです。人の手で。
竹林に入って材料からつくる勢司恵美さんとの二日を終えて、わたしたちも感じたことたくさんありましたね。
この籠に収穫しつつあるものは、もうすでに豊かなのだなあ、と
秋の夜長のはじまりに、ふるえます。
今夜は西村いずみさん撮影 |
0 件のコメント:
コメントを投稿