重陽の節供は、五節供の中では、もっとも忘れられた存在。
でもどのお節供も、長い歴史の中でまとめられつくられてきただけあって、どれも抜かせないなあと思います。ではどうして、日本で重陽だけはポピュラーにならなかったのか?
この謎をみなさんはどう解かれますか?
いろいろ理由はあるけど、敬老の日に集約されてもいるし(新暦として)、各自でハイキングしたりして、あえて重陽の節供といわなくても、それらしきことをしている。月見もあるし。(お彼岸もあって、ここでは菊が登場してますね)
影のうすくなった重陽節ですが、
九が重なるという陰陽思想や数秘術もさることながら、
菊の精を受けることを、とくに意識して、一年に一度、菊に注目する、というこの日があるのは、とってもすばらしい。
もっと秋がふかまると、野菊の仲間が里山のあちらこちらに自然に咲いてきます。
旧暦の九月九日でも、まだ野菊が自然には咲かない、というのも、廃れた理由かもしれないですね。やっぱり野に、楚々としながら力強く咲く、菊の精をいただきたいですから。
セイタカアワダチソウも菊の仲間です。今頃咲いていますから、このたくましい花をいただくのも現代の重陽の節供。
10月4日の重陽の薬束の様子は、西村いずみさんの写真
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◉10/8日水曜日は平日の庭仕事をします。
午後の1時半すぎから、5時くらいまで。
10日ほど前に蒔いた種は、ディル以外はすべて発芽。
新月秋分種蒔き、蒔いた方もよかったのか、なかなかよいです。
雨が降らずに水やりもできなかったのに。。。
ディルは種が古かったのでそのせいかもしれません。水曜日は今年の種をもっていきます。ルッコラも。
こちらで自家採取した種子、コリアンダー、ルッコラなどお分けできますので、庭仕事いらしたときにいってください。
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