IIDの敷地内には大きなビワの樹が二本あります。
それぞれの種から生えた、いわゆる実生のビワの木がそこいらに生えてきているので、まずはそれを伐らせてもらいました。
こんなに山盛り。

それがこんなになって。
持ち寄りランチと間引き菜を食べている間にぐつぐつ煮出しました。
きれいな葉はよく洗って、細かくカットしてビワ茶用に。
ローションをつくってもいいね。
翌日に、あっため直して、いぜ染めん!
媒染は雑木灰の灰汁と、ミョウバンと、石灰水。ミョウバンは黄色くなりました。おもしろかったのは、灰汁媒染。椿灰とちがって、じわじわときいてきて、だんだんピンクになっていくの。
今回は無媒染で絹がピンクに染まったので、なるべくそれを生かしました。
最近は絹の靴下や下着を着る人が増えたので、染め甲斐がありますね。
無媒染だと、肌に近くても安心だし。
木綿もよく石灰媒染でよく染まりました。
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葉っぱとランチの画像は加藤弓子さん。一年いっしょに庭仕事をしてくれて、来月からは沖縄に。おいしい食べ物をつくる人。どんな未来があるのかしら。
ありがとう、これからはそれぞれの場所で土と水と、、、つながっていきましょう。
次回、庭仕事は
2月2日11時ごろから小一時間ほどします。