2016年9月30日金曜日

秋の花野をうつす 後の月見と菊の節供 10/15日 12:30から

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旧暦や季節の行事をうつす巡る庭の会。
毎回、花生けや花束づくりと、お菓子づくりなどをあわせてやってきましたが、
もりだくさんすぎて、せっかくの花を味わいきれないかなあと反省しました。
そこで、今回は「花」に的をしぼります。

花を生ける心を、じっくりと味わいたいからです。

石田が花生けに心打たれて、花生けの心を、わたしなりに知っていくきっかけになったのは、塚田有一さんがひとり、月にむかって活けていった花を見たときからでした。
花には人間のようなことばないけれど、でもしっかりと心にとどくものがありました。
その花を見て、秋も深まる夜空の下を、自転車で駈けながら、胸がどきどきして、この都会で、広い広い宇宙を、過去から未来へつづく時間みたいなものを感じました。

ぜひ、塚田さんとの花生けの時間を過ごしていただきたいです。

今回は、専門家が育てた花材も使います。
しつらえた花壇からの草花も使えますので、野放図にはえる草花と、人の手のはいった草花の響きあいに、人間と自然の関係を感じられるのではないでしょうか。

ご参加お待ちしています。





IIDのウェブ告知に塚田さんが書いた「IID 世田谷ものづくり学校の敷地は、ぎりぎりのワイルドさの中で、ハーブ類や里芋や綿や藍などが育っています。」のフレーズ。
ぎりぎりのワイルドさ、なんですね、まさしく。
いろんな制約や、自分たちの時間の中で、最低限の手入れで、栽培植物に育ってもらっています。そのぎりぎりを感じるガーデニングの醍醐味をこのフレーズが鮮やかにあらわしているなあと思います。

今週平日は水曜日の10時半ごろから午後1時まで庭仕事をします。
週末は10/8日土曜日、10時半ごろから、やれる時間までたっぷりと。

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