どうせ、○○なんだから、○○しなくていい、とか。
生き物の個体はいずれ死ぬ。
生まれてきて、いのちをつなぐのだけど、
いつかは死ぬ=ひとまとまりの個体は終わる。
だけどだれも「どうせ死ぬんだから、生きなくていいんじゃないの」とはいわない。
昨日、M さんは「一晩もつかわからない、だめかもしれない」といいながら、でも目の前にあらわれたものには手をつくしていた。
野生動物は、ああいうケガをすると、野生にもどって生きるのはむずかしい、ともいっていた。
世田谷の動物病院で一夜をすごした雀は、亡くなったそうです。
「よくがんばったなあと思います」と Mさんが連絡をくれました。
生き死にとともにいる私たちです。
ひとまとまりだったいのちがほぐれて、またわたしたちのまわりに瀰漫する。
あの雀のかけらも、藍の花に触れるでしょう。
めんどうがらずに、まわりと、かかわって生きていきましょう。
かかわりきれないこともあるけれど、であったものとむきあって。
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わたしたちのいのちをつなぐのはほかの生き物のいのち
Mさん撮影、昨日のランチ |
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