2021年6月17日木曜日

6月のボタニカルヒーリング テーマは「あらう」

 6月のボタニカルヒーリングでは、「洗う」がテーマ。

これからの季節はときに気温も下がりますが、蒸し蒸しする日々。洗うこと浄めることを心身で感じる時です。

鷺島ひろ子さんが手ごね石鹸の用意をしてくださいました。

巡る庭の洗う草、ラベンダーを摘み、シンプルバングルを作り、石鹸にエキスを入れたり飾ったり、

この季節の実りである梅を拾い、ビワをもいだり、となかなか座学の時間が取れませんでしたが、最後にひろ子さんの呼吸ワークにたどりつけて、ほっ。

じつは、梅雨入り直前から梅雨最中までは、とても豊かな収穫の時期。

ちょうど、冬至の前が豊穣の秋であるように、夏至の前は麦秋、真竹の筍から、ビワや梅、山椒の実。もちろんドクダミなどの薬草も。ゲンノショウコや夏枯草は巡る庭にはありませんが、これらの重要な民間薬草も採りどきです。ただ、雨が続くと乾かすのが難しいところ。。。旧暦の五月晴れは救いのひと時でもあったのだな、と、草仕事をすると過去の人々と通じるのです。

ともあれ、みんなの潔、清い、浄めに対する思いを共有できて、ありがたい時間でした。

織物をする佳代さんの「手を洗う」ことが気持ちを落ち着かせたり潔たりすることにつながるとのお話や、水の為にも食器洗いにもほぼ石鹸を使わなくなったさきさんの思い、光や音や人が場を清めてくれるという美幸さんの実感など。

毎回、ご自宅のハーブをたっぷり持って来てくださる坂上さんは、今回はマロウの花をコツコツ干したものとフレッシュをお持ちくださいました。マロウの色に心が洗われましたね。

「あらう、きよめる」、なかなかつきない話題です。漢字も多くを当てますね。

●7月3日はお一人様ご受講いただけます。暑気払いの草花についての学びを中心にします。ご興味のある方は石田まで連絡ください。

以下、よしえさんからの写真です。



どくだみ佃煮

ビワ種酒の作り方なのですが、このビワレットをかけたカフェオレ寒天が美味でしたね。


ラベンダーバングルは100%ラベンダーだけで作ります


ミントはこれからの季節のさっぱりに大活躍




先月いただいた坂上さんのエルダーフラワーでのコーディアル


石鹸にマロウ、写真がありませんが、いろんな植物からのエキスを混ぜ込みました。アロエ、ラベンダー、ミント、レモンバーベナ、タイム。。。。この時期はハーブ草盛り。












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