河野修宏(かわののぶひろ)さんの小さな原画展を行います。
標本箱を模した額の中に、自然生態画が8点。
そして、マーマーマガジンの表紙と、口絵の原画をおひろめします。
画像はちょっとハレーション気味ですが、カラスノエンドウの根っこつきの絵です。
実はこれは石田連載ページの挿絵で、これを描いていただいたときの彼のコメントに、わたしは小さな胸を摑まれてしまったのでした。
てんとう虫をつけてほしいとお願いしたところ、
「テントウムシをつけようと試行錯誤したのですが、あまりに小さくなるため(印刷でさらに縮小)ゴミのようにしか見えない感じでしたので、カラスノエンドウの花粉も媒介するニッポンヒゲナガバチというかわいいハチを飛ばしました。」
「カワイイハチヲトバシマシタ.....!!!」
(今IIDの庭でははちょうどマメがふくらんでいます。
ニホンヒゲナガバチが結んでくれたのかしら)
そんな河野さんの原画をどうぞ入り口、
「リブラリアみどり」(緑の読書室)でお楽しみにください。
IID入居者さんや関係者が寄せた「緑を感じる」本をお読みいただけます。
世界的コケの研究所、宮崎の服部植物研究所からの、
コケ分類学はじまりの本のレプリカも展示しています。
一日だけはもったいない気がするのですが、それが祭りというものなんですね。
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