夏至の頃に完熟したお梅さんを、秋分頃にいただいて、今日が最後のお梅さんでした。
そのお梅さんシロップを波さんにも飲んでもらえて、とっても嬉しかったな。
(お梅さんというのは落ち梅でこしらえた梅煮です)
梅を拾った頃には、まだ波さんがお庭に来てくれるなんて知らなかったから!
でも梅の木は全てを知っていて、その梅の木が眺めているアイビーのツタを使う日がやってくることもお見通しだったんだろうな、なんて思ったのです。
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堀川波さんは数年前に籐編みに魅了されて、ご自分のやり方で作って来られました。
籐はとても均一に成型された自然素材、
いっぽうアイビーは随分暴れん坊で泥んこだったりもしますが、
波さんは臆することなくスルスルとバスケットを作ってくれました。
波さんがいらして、巡る庭も実りの秋の季節へ。
心から祝福したいワークショップ。
蔓植物の観察もしつつ、街にも息づく自然の中で、手を動かしましょう。
暴れん坊の素材を整えるコツも学びます。街で原始人体験?
植物だった蔓が、人の手を介して、道具へと変わります。
「アイビーのバスケットと、巡る庭のスワッグづくり•••蔓の採取から花飾りまで」
バスケットづくりの基本を知らない方も基本を覚えて、お家でもう一つ作れるようにツルをお持ち帰りしてくださいね。
息抜きに草花もたっぷり束ねましょう。皆さんがどんなカゴを作るかも楽しみです!
●波さんのひとこと。
「私も庭に行くたび、子供の頃を思い出します。
雑草を引っこ抜いては、水溜まりで根っこを洗ってたことを。洗って出てきたきれいな、まっ白い細くて長い根っこを見ながら、これで糸が作れないかなーと思っていた、あんちゃんくらいの自分が、ちゃーんと今でも、私の中にいるんだなーと。」
キラキラな真っ白い根っこは宝物だね。
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