晩春から初夏はバラのリレー。
モッコウバラの蒸留水を作った時には、咲き始めだったノイバラはもう終わりに近づき、ティーローズは脇の蕾も満開になり、香りの花びらを散らしています。
バラの香りは幸福な気持ちにさせてくれるので、抗鬱剤などがない時には、重要な薬草でもあったのでしょう。バラを巡る歴史には、人の喜怒哀楽と欲望までも絡んでいます。バラの季節にだけ、生の香りを楽しめばいい、とも思うのですが、それを閉じ込めて別の時期にもいただきたいと願って、乾燥、精油や蒸留水が工夫されてきたようです。
バラといっても、いろんな香りがありますね。
4月のボタニカルヒーリングのモッコウバラの会の風景を、ゆかさんの撮影で。
モッコウバラはパウダリーな感触のある香り。
片付けた後の、部屋に香りが染み込んでいて、事務局の方が「部屋の付加価値がつきますね」と。
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昨日は、このモッコウバラの蒸留水を広子さんのケーキにかけていただきました。
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