2016年6月1日水曜日

てんとう虫の羽化


お庭仕事に来て下さっているさえこさんよりうれしいお便りと写真。
五歳男子Kくんとてんとう虫。

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先週の木曜日にKが持ち帰った笹にいたテントウムシの蛹、次の日くらいには脱皮するのでは?と観察していたのですが、全く動きがなく、むしろ干からびてしまったのでは…ってほど潤いがなく、金、土、日、月、を過ごし、さすがに土に返そうと思っていた火曜日の朝、Kがママ!!!と叫び、虫かごを食い入るように見てた先には、麗しいぴかぴかのテントウムシが。

小一時間見つめっぱなしで、園に行く前に自然に返してあげようと話をしたのですが、まだまだ名残惜しくてその日は園にもっていくことに。
そしたら、お迎えの時には模様が現れていて、興奮気味のKは早く紀佳さんに見せにいこう!、と私と話をしているのに焦点ははるか先のIIDを捉えてるようで、落ち着いてと数回声を掛けましたが、可笑しくて。
テントウムシの幼虫の存在を教わってから、身近な場所でテントウムシ探しが始まり、Kはクラスのお友達にその存在をつたえ、私もちょっとした感動を味わえる、なんて幸せ。

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わたしはちょうど人生の大先輩の「この世の見納め」を体験したあとだったので、
kくんの四回目の初夏に「この世の見始め」を教えていただきました。

この世をあたりまえに見ているちょっと大人のこなれた目でも、ほんとはひとつひとつがはじめて。
見おさめは、見はじめと同じなんだと、Kくんのまなざしと老いた人のまなざしが重なりました。

今週土曜日は夕方四時ごろから庭仕事。
Kくんにも会えるかしら。
お芋の苗を植えるのに、ミントを刈りとるので、アブラムシ、たくさんもっていけるよ。

◉巡る庭の庭仕事、庭散策はどなた様も無料でご参加いただけます。
おこさまづれも大歓迎(車の出入りにはご注意ください。また館内ではお静かに)
刺される虫よけなどは各自でご用意ください。


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