IIDでも今年は久しぶりに棉を育てます。
(綿でなく、木へんの棉にするのには理由があります。前に二年ほどやったのですが、日当りのいいところは藍をうえるので、場所がなくて、
たくさんやることができず、ちょっとやるきが失せていました。
でも、グラウンド側で植栽をするようになって、
この場所が棉に適しているのではないか、と思ってきたのです。
発芽さえすれば、水やりはほとんどいらなく、からからの場所のほうがいいのです。
がぜんやる気がわいてきた折りに、インド行きとなり、
コットンの本場でも棉の種まきをしてきました。
南インドからの、
牛糞も蒔かないという徹底した自然農法の茶棉などを子供たちと蒔きました。
そして、すごいのはシャーマンみたいなおばあさんからいただいた
お祈り用のランプのために育てていたコットンの種。
彼女はそのためだけにコットンを育て、紐にして、火をともしていたのです。
ツートンカラーの種でした。こんなのはじめてみました。どんな綿がとれるのでしょうか(ここは糸へんです)。
こどもたちと種まきをして、なるほどーっと感心したのは、水やり。
コットンはやっぱり芽が出るまでは水が必要だろうと、
現代日本人の石田は考えでいたので
(おばあさんの種は水まきが頻繁にはできない少し遠くの畑に直播き)、
「じょうろが必要だね、なければ水さし。最初はやさしい水をシャワーみたいにしたいから」と大人に頼みました。
ところが、もってきたのはただ水が入った器で、そこから水を注ぐときに、手のひらをひろげて水をうけながら、横にふるのです。そうするとシャワーとまではいかないけれど、しとしとと水が鉢に注ぎます。
子供たちもあたりまえのように、水の下に小さな手をかざして、「トラトラトラ」(ちょっとちょっとちょっと)って、土を湿らせてくれました。
巡る庭での種まきは5月ごろとなります。
:::::::::
週末22日土曜は晴れたら11時くらいから庭仕事をします。
あったかければ持ち寄りお昼をはさんで午後も。
雪解けどうでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿