先日、二週間ぶりで田舎の週末小屋に行ったのですが、さいしょはたじろぎました。
そんな大自然でもないのだけど、二週間、人の手を離れて、思う存分にのびた草草を前に、いったいどこから入っていけばいいかわからない。
縄跳びをぐるぐるまわされて「おっはいんなさい」といわれながら、その前で、ぐるぐるのリズムに首をふりふり、体も同調させていって、ある瞬間にぱっととびこむ。
それがなかなかできない。半日ぐらいぶらぶらして、やっと同調。
二週間の間はこの「巡る庭」で草木に多少触れていたし、海にもいっていたのだけど、この梅雨最後の圧倒的な植物と動物たちの生長! 草いきれ、虫いきれ、というのかしら、そのすごい生命力に同調するのに時間がかかる。
実はちょっと体調も悪かった。
でも入ってしまえば、いつのまにか具合はよくなっていて、こっちもむんむんと力を野に放つ。
そうやって、都会にもどると渋谷あたりは磯の匂い。
街の夜にしのびこむ野性。
街と野性はつながっている。自在にいったりきたりできるようになりたい。あるいはそれができるような街にしたい。巡る庭の野望か?
コンニャクの葉 |
+庭仕事の予定+
あまりの暑さなので水やりは随時しています。
定例の土曜は21日早朝、7時半くらいから9時。
この日はWorld Listening Dayにちなんでこんな会もあります。
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