2012年7月26日木曜日

都市の緑の実験場 その2

ささやかな、ささやかすぎるけど、はじまりはこれで充分、だと
感じた夏土用。

昨日水まきを手伝ってくれた人たちのひとりは、たいていの人が難なくやってのける(と思っているだけかもしれないけど……)おしゃべりをしない少年でした。
具体的には書きませんけど、彼らといっしょに水を撒いているあいだ、わたし自身が水まきをされました。

夏の藍染めのワークショップに参加するので、藍の様子を見にIIDの庭に来てくださった。
わりあい近くに住んでらっしゃるから。

家に帰ると知人から田舎に移住した知らせが届いていて、
暮らし方を大幅に見つめ直すのだという彼女の素直な情熱に、
私はおいてきぼりのような気持ちがしたけど、
やっぱりまだまだ東京でやることがあるんだと、
夕方、少年が私に触れてくれた体温が全身によみがえる。
それは彼女の情熱と同じ素直さ。

ここで、世田谷の街の中で、藍を育てられて、ほんとうによかった。
せっかくの場だから、もっともっと生かそう。

人の多く集う場所の潤い。
共生って、そんな簡単でないけど、やっていこう。
原初わたしたちのはじまりは、共食いであり、共生だったのだから。

アマランサス、タカキビ、エントランス受けつけで活けてます
次回庭仕事は
7/28日の、朝7時30分ごろから。午前が雨の場合は夕方にします。
蚊がいますので長袖や腕抜き、足も被うスタイルで。

また、告知している日以外でも、「この日に庭仕事やりたい」という方がありましたら、石田までご連絡ください。
lamuda@ya2.so-net.ne.jp

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